車載太陽電池の発電量推移

要旨
地球温暖化が懸念される昨今,クリーンなエネルギー資源として太陽電池の活用が広がっている.一方の自動車業界においても,温暖化ガスの排出量を低減するためにHV(ハイブリッド自動車)やEV(電気自動車), FCV(燃料電池自動車)など電気エネルギーを駆動力とする研究開発も進められており,これらの中で太陽電池が自動車の環境性能向上に貢献することが期待される.
しかし,車載の太陽電池で発電できる電力を計測した前例がなく,太陽電池の効果は分かっていない.本報告では計16枚の太陽電池モジュールをフードとルーフ,ハッチバック,左右側面に搭載した試験車で発電量の計測を行った.7月1日から1月31日までの計100日間で,8時から17時までの発電量は期間平均で2.09kWh/dayであった.