エンジン性能とアルミ鋳物を変える革新生産技術CS コアプロセスの紹介

要旨
TNGA(Toyota New Global Architecture)パワートレーンでシリンダーヘッドのアルミ鋳造工程に採用された,革新生産技術「CS コアプロセス」について紹介する.オリジナル技術として開発されたCS コアプロセスは,高い熱効率と高出力を両立するダイナミックフォースエンジンに貢献するため,シリンダーヘッドの形状自由度を飛躍的に向上させた.また,環境性能と鋳造品質に優れ,古い鋳物世界を刷新する50 年ぶりの新技術として新規ラインに採用し,グローバル展開中である.本論文では,高熱効率エンジンのヒートマネージメントに必要不可欠であったCS コアプロセスの特性を,「いいクルマ」と「いい工場」づくりの視点から紹介する.