新型2.8L 直列4気筒ESTEC ディーゼルエンジンの開発

要旨
ディーゼルエンジンは新興国や商用用途で経済性や商用車ならではの走り,即ち燃費と低速トルクから市場の支持を得ている.より一層の市場ニーズと排気規制強化に応えるため,新型4気筒ディーゼルエンジンを開発した.本エンジンは従来のKD型エンジンの単なる改良ではなく,基本骨格から見直しあらゆる損失に対して全方位で低減させた高熱効率低燃費エンジン群ESTEC(Economy with Superior Thermal Efficient Combustion)の一つである.トヨタ自動車初の尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムを採用してユーロ6規制並びに国内ポスト新長期乗用車規制に対応した.