水素と酸素を化学反応させて電気をつくる燃料電池を動力源とするクルマです。車両の開発には、トヨタが培ってきたハイブリッド技術をコアテクノロジーとして応用しています。

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    燃料電池車とは

    ガソリンに代わる燃料である水素は、環境にやさしく、さまざまな原料からつくることができるエネルギー。トヨタは、「サスティナブル・モビリティ」実現に向けての理想的なクルマとして、その早期普及を目指し、世界に先駆けて、2002年から燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV」を日米で限定販売するなど、燃料電池車の開発で確固たる実績をつくってきました。

  • マイナス30°C環境下での始動に成功 航続距離が830kmに延長(10・15モード)
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    実用化へ一歩近づいた「トヨタFCHV-adv」

    2008年に特定のユーザー向けに発売した「トヨタFCHV-adv」は、それまで課題だった1回の水素充填の航続距離を、約330kmから約830kmまで向上させました。さらに、マイナス30℃の寒冷地での低温始動走行も可能となり、実用上ほぼ支障の無い走行性能を達成しました。

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    次世代燃料電池自動車「TOYOTA FCV CONCEPT」(第43回東京モーターショー2013 世界初出展)

    車名 TOYOTA FCV CONCEPT
    全長(mm) 4,870
    全幅(mm) 1,810
    全高(mm) 1,535
    ホイールベース(mm) 2,780
    乗車定員(人) 4

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    次世代燃料電池自動車「TOYOTA FCV CONCEPT」

    セダンタイプの専用ボディに、小型・軽量化した自社開発の新型燃料電池(FCスタック)や70MPa*1高圧水素タンク2本を、床下に配置した高効率パッケージ。

    *1 MPa:メガパスカル。圧力の単位

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    エクステリアは、FCVならではの「空気を吸い水を生成する機能」とモーターによる「力強い走り」のイメージを具現化。フロントは、空気を吸い込む大型サイドラジエーターグリルを強調したデザインを採用。サイドは、空気から水への流れを豊かなドア断面で表し、リヤは、カタマラン(双胴船)をモチーフに水が流れるイメージを表現。また、充填リッドには水の波紋をモチーフにしたデザインを採用。

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    新型FCスタックは、現行モデル「トヨタ FCHV-adv」に搭載したスタックに比べ、2倍以上の出力密度3kW/Lを実現。小型・軽量化を実現しつつ、出力は100kW以上を達成。

    ・ FCシステムには、高効率の昇圧コンバーターを採用。高電圧化により、モーターの小型化と燃料電池のセル数削減を可能とし、FCシステムの小型・高性能化とシステムコストの低減に寄与
    ・ 実用航続距離は500km以上。また、水素充填は3分程度とガソリン車並みの短時間で満充填可能
    ・ 外部電源供給能力は、一般家庭の使用電力1週間分以上*2

    *2 一般家庭の日常使用電力を約10kWhとした場合の試算

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    新型FCスタック

    新型FCスタック  出力密度2倍以上向上(FCHV-adv比) 出力密度 3kW/L 達成  FCシステム小型化 シート下配置を実現
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    高圧水素タンク

    車両搭載本数 4本→2本 材料、製造工程の見直し低コスト化を実現

技術情報