愛知万博2005 ヒューマノイドロボット

2001年、トヨタは、過去より蓄積した産業ロボットの技術と、自動車の制御技術、そして最新のITテクノロジーを集結し、愛・地球博に向けたロボット・プロジェクトを立ち上げました。愛・地球博では、お客様にいかに楽しんでいただけるかを考え、楽器を使いこなすロボットを開発しました。

開発者からのメッセージ


パートナーロボット開発部部長
高木宗谷

トヨタでは、70年代後半から80年代にかけ、自動車生産現場の溶接工程や塗装工程で使う「産業用ロボット」をロボットメーカーと共に開発してきました。そして2000年代に入り、この産業用ロボットの技術に、自動車でも使われている新しい制御技術を加え、「トヨタ・パートナーロボット」の開発を始めました。

パートナーロボット開発の基本的な考え方 — それは「道具を使いこなし、人間をアシストする“人間と共生できる”ロボット」をつくること。

私たちはこの考えのもと、愛・地球博(2005年日本国際博覧会)に向けて、2つのロボット開発に臨むことになりました。1つは、特に子供たちに喜んで見てもらえるよう「二足歩行でラッパを吹くロボット」、2つめは、子供の頃の「夢を叶えたい」という若い技術者たちの想いから、乗り込み型ロボット「i-foot」の開発に挑戦しました。「トヨタ・パートナーロボット」の特徴は、ロボット同士でコラボレートすることで、単に一体で動き回るのではなく、複数のロボットが呼吸を合わせた動きをすることです。また、人と同じようにトランペットを演奏するための人口唇や指を持っています。

これらの開発には、さまざまな苦労や試行錯誤があり、大変な努力を要しましたが、愛・地球博ではエンターテインメント性の高いロボットとしてご紹介することができました。

現在、私たちは、今後さらに進むであろう高齢化社会の中で活躍する介助用ロボットなども開発しています。 私たちの夢は尽きることなく、社会と調和し、人をサポートするパートナーロボットが皆様の生活を豊かにできるよう努力してまいります。

このサイトでは、愛・地球博で登場したロボットの紹介はもちろんのこと、トヨタのパートナーロボット開発への取り組みについても紹介しています。サイトを通じて、パートナーロボットの魅力と可能性を体験していただければと思います。

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