交通事故死傷者のない社会を目指して
「人・クルマ・交通環境」三位一体の取り組み

WHO(世界保健機構)の調査結果によると、交通事故による全世界の死亡者数は124万人で、死亡原因の9位*となっています。日米欧では少しずつ減少傾向にありますが、特に新興国ではクルマの増加に交通安全教育や交通環境が追いつかず増加傾向にあります。世界規模では確実に増え続け、このまま対策を講じないと2030年には死亡原因の5位になると言われています。

トヨタでは「人・クルマ・交通環境」の三位一体の取り組みを推進し、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」の実現を目指しています。

*出典:Global status report on road safety 2009

交通安全啓発活動

トヨタは、1960年代から交通安全啓発活動に取り組んできました。ドライバー向けの安全運転講習会や幼児向けの交通安全啓発活動など、幅広い層に向けた啓発活動を継続的に実施しています。
中でも、1969年に配布を開始した全国の幼稚園児・保育園児に向けた交通安全絵本の発行部数は、累計で1億冊を超えています。

また、海外でもトヨタの海外事業体を通じて世界各地で交通安全啓発活動を展開しています。

クルマの安全性の追求

クルマの安全性の追求において、トヨタでは実安全の取り組みを続けています。 トヨタではまず、事故調査や人間研究のデータを用いて「なぜ事故が起きたのか」「どのような原因でけがをしたのか」を解析、その事故を、さまざまなシミュレーションにより再現し、対策技術を開発します。
さらに、実車実験で確認した上で商品化、その後も「市場での事故調査・解析」で効果を検証しています。

このように、実安全とは、実際の事故に学び、改善を続けていくことで、常に安全性を高めていくという考え方です。

トヨタは実際の事故に学び、改善をくり返し続けています。

交通環境整備

安全な交通環境の実現、交通事故の削減のために、トヨタは(社)日本自動車工業会の活動を通じて、政府に対して積極的な働きかけを行っています。最近では「すべての交通参加者が安心して共存できるようにする」という基本的な考えの下、「より“人本位”の視点に立った交通安全対策の実施」に向けて、政策提言を取りまとめました。

また、政府の交通安全基本計画等の策定に向けて、積極的な働きかけや協力を行っていく考えです。
今後も適正な交通環境の構築を目指し、研究・検証を進めていくとともに、クルマと交通環境の協調による画期的な安全交通システムの実現に向け、その活動に積極的に参画していきます。

トヨタのITSへの取り組み、将来のモビリティ社会など、「ITS」ページにてご紹介しています。

「交通事故死傷者ゼロ」の実現を目指し、「人・クルマ・交通環境」の三位一体の取り組みを推進しています。

↑