j-factor

トヨタデザインは革新に向けて歩き始めました。

デザインの役割は、単にかっこいいだけではなく、環境や安全などの社会的配慮や責務を満足させながら新たな価値を創造し、その背景にある考え方やそこから生まれるメッセージ、独創性を表現することが重要と考えています。

そこで相反する様々な事柄を「対立」でも「妥協」でもなく、「調和」することによって新たな価値を創造する日本独自の価値観や美意識を、j-factorと名付け、トヨタデザインの基本的考え方と位置づけました。

世界価値に昇華した日本独自の価値観と美意識。 トヨタデザインは、グローバル体制でj-factorを探求し新たな価値を生み出します。

j-factorのデザイン要素

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  • 相反する価値のシナジー効果

    2つの異なる価値を「調和」させ、新しい価値を生み出すという j-factor のコンセプト。

    例えば、エンジンとモーターを組み合わせることで誕生したハイブリッド車。

    2つの異なるモノを、妥協・対比させるのではなく、良いところを組み合わせることにより、新しい価値を生み出す日本固有の価値観・ダイナミズムを象徴しています。


    左)日本食の素材「イクラ」と西洋料理の「パスタ」の良さを調和させ、今までの日本料理とも、イタリア料理とも全く異なる、新しいテイストを生み出しています。 右)トヨタの「ハイブリッドシナジードライブ」のマーク
  • 日本独自の美意識単なる小型化ではありません

    小さな器に無尽の大きさを感じさせる日本の物作り、小さな庭に宇宙を表現したデザイン。これらはグローバルに認められる日本人の感性j-factor。

    例えば、全長3メートル以下のコンパクトボディに4名が乗車できるiQ。革新的技術による室内スペースの確保、アイコニックな外形デザイン、プレミアムな内装、とコンパクトカーの既成概念を覆す、超高効率パッケージカー。小さいけれどプレミアムという新たな価値を実現しました。


    左)側面の大きさからは想像も出来ない広がり感をもつ陶器茶碗 右)トヨタiQ
  • 自然の造形美の具現化

    日本人は自然界に存在するあらゆるモノを愛しその美しさを、独自の発想でモノづくりのコンセプトに取り入れてきました。

    例えば、プリウスのダッシュボードには、葉脈の模様・パターンをデザインのベースに取り入れています。自然界のモノには、数学的な精度感に、自然の力による躍動感が加わり、結果として新鮮で色あせないデザインを実現しているのです。


    左)木の葉の葉脈が織りなす模様。 右)プリウスのダッシュボード表面