マリンレジャーに触れることになったきっかけを教えて下さい。
ある時、トヨタがマリン事業をはじめるという話を聞いたので、当社含め和歌山、大阪、徳島といった大阪湾を囲むエリアにある自動車販売会社の社長達で、勉強のためにヨットでも買おうかという話になりました。それまで、私自身はマリンスポーツには縁がありませんでしたが、せっかくの機会なのでこの話に賛同し、フランス製のベネトウ社のヨットを買いました。当時は気心の知れた仲間を集め、そのヨットでクルージングを楽しんでいました。これが1番初めのきっかけだと思います。
今回なぜPONAM-35swを購入されたのでしょうか?
レクサス車両の販売が始まって以降、当社にも新たな層のお客様がお越しになられるようになりました。 それに伴い当社ではPONAM-28GⅡを購入し、レクサスのお客様をボートにご招待し、神戸港一周などのクルージング企画を行っておりました。 また、こうした活動を行うなかで、会社の福利厚生の一環として、社員の皆さんにもボートに乗って頂いておりましたが、大切なお客様や小さなお子様が乗るのに、もっと大きなボートの方がよりリラックスして乗ってもらえるのではないかと思うようになりました。 そうした中で、ある日PONAM-35のカタログを拝見させて頂きましたところ、横から見たときの曲線的な窓のラインをはじめ、美しいフォルムと優雅な内装を見て、すぐにコレだと決断しました。 限定で2隻だけ造るということでしたので、すぐに1隻押さえてもらいました。
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- 見所が凝縮された神戸港に入ると、専務取締役の西村公志氏とともに記念撮影。
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- ポーナムを使った「おもてなし術」について、西村会長は様々な実用例やプランを用いて、分かりやすく説明してくれた。
PONAM-35swはいつ頃購入されましたか?
納艇は2018年8月の終わりでした。当社でレクサスのお客様をお招きして、神戸港一周クルーズを行うイベントを企画しておりましたので、なんとかそこに間に合うようにとリクエストしたところ、しっかりとイベントに間に合うようボートを納めて頂けました。
実際乗ってみて、乗り心地はいかがですか?
乗り心地は素晴らしいですね。アルミハルは振動も少ないので、多少波があっても安心感があります。やはり35ftあると、乗っていても本当に楽ですよ。このボートにはジャイロも付いているので、横揺れも最小限に留められていて、安定性は抜群だと思います。他にもTVASの定点保持やジョイスティックの利便性にも非常に満足しています。
内装はいかがですか?
高級感があって非常に良いですね。これなら大切なお客様にもきっと喜んで頂けると思いました。この内装なら、自信を持って当社のお客様をボートまでお招きできると思います。
- 洗練された空間が演出されたサロンは静粛性も高く、ゆったりと寛ぎながら会話を楽しめる。
特に気に入っているのはどんな部分ですか?
やっぱりこのラグジュアリーな内装です。他にもアルミハルの安定感ある走行性能やフライブリッジからの見晴らしの良い眺めも良いですね。この3つは私が特に気に入っているポイントです。
- このボートはジャイロを装備しているため、横揺れもかなり低減されている。 横波に当たっても嫌な揺れ方をしないので、サロンは終始とても快適だった。
今後どのような利用方法を検討されていますか?
社内の福利厚生として、コンテスト入賞者の皆さんをボートに招待し、芦屋?淡路島まで泊まりのクルージングを企画したいなと思っています。また、私どもの関連会社の鳥取トヨペットでも、コンテストで入賞した皆さんをボートにご招待し、神戸港クルーズなどのイベントを楽しんでもらう企画も面白いなと考えています。
PONAM-35swで行ってみたい場所はありますか?
時間のある時にのんびり淡路島まで泊まりのクルージングに行ってみたいですね。淡路島は芦屋からも比較的近い位置にありますので、クルージング先としてもお勧めです。もし、日帰りなら洲本へランチクルーズに行って、そこで皆さんと昼食を食べて、帰ってくるのも楽しいと思います。
トヨタマリンに今後どんなことを期待していますか?
トヨタマリンさんも日々新しいボートを開発されているので、今より大きくて、性能の良いボートが出たらまた欲しくなるかもしれませんね。トヨタマリンのボートは乗っていて本当に楽しいので、これからも「乗って楽しいボート」を開発し続けてほしいと思います。また、全国各地のトヨタディーラーとも連携して、マリンのイベント開催や当社のような得意先を招待する試乗会などの開催提案をしても面白いのではないかと思います。そうすることで、やっぱりトヨタの販売店は他社とは違うなと、お客様にも購入後に満足感を感じて頂けるのではないでしょうか。
- 西村専務と目的地を会話しながら大阪湾をクルージング。当日は波も無く絶好のクルージング日和であった。
- 自らステアリングを握り操船を楽しむ西村会長。アルミハルを採用したPONAM-35swの乗り味を絶賛していた。
- フライブリッジから顔を出し、アフトデッキに向けて釣果を確認。しばし釣りの話をしながら、笑顔で顔を見合わす。