安全のススメ

 Vol.1 「安全運転はあいさつから」
 10/11
でも、自分が気をつかっていても、まわりのクルマが気をつかわない
迷惑な場合もありますよね。
そのためにも積極的に先読みしながら運転することが大事だと思うんです。
たとえば、片側2車線の道だったら、隣の車線を走っているクルマが
いつ、進路変更してくるかもわかりませんし、
わき道から、いつクルマが出てくるかわかりません。
この時、まわりのクルマや状況にあいさつすること=よく見て、
まわりや相手のことを考えて、先読みすることができると運転が変わってきます。
先読みするためには、目で見るだけじゃなくて、音も聞いて運転していると
いいんですよ。私は、運転する時、いつも窓を少し開けて、
クルマの外の情報が音で入ってくるようにしています。
あいさつする相手がいないか、目でも耳でも探しながら運転しています。
なるほど。いつもまわりのクルマや人に対して、敏感になっている
わけですね。でもどうしたらそうなれるんでしょう?
運転のテクニックを磨くよりも、メンタルな部分を鍛えたほうが、
安全には、ずっと近道かもわからないですよ。
たしかに、テクニックはあればあるほどいいと思いますが、
それには長い時間もかかります。
メンタルのほうは、心がけしだいですから、やろうと思えば、すぐできます。
実際、モビリタにいらした方のなかにも、朝のうちは、あいさつとか、あまり得意じゃない方もいらっしゃいます。
でも、一日中コースを走って、普段やったことのない運転をしてみると、
帰りのあいさつが、全然違ってきます。
それは、安全に対するセンスというか、感受性が高くなった証拠なんです。
クルマの安全は、命に関わりますから、皆さん、真剣です。
そのなかで生まれた意識は、運転だけじゃなくて、家庭とか職場とか、
いろんなところの安全にも波及していくんじゃないでしょうか。
まわりのみんなにやさしい運転ができてくると「あの人、運転が上手いね」と言われるようになるかもしれない。
もしお父さん、お母さんが、そうした運転をされていたら、将来、運転するこどもたちの、いいお手本になれると思います。

うーん。あいさつは、誰でもできますし、カンタンそうですが、
実は、よくよく考えると、奥が深い気がしてきました。
そうですね。実は、まわりを走っているクルマだけじゃなくて、
自分のクルマや、道路などの交通環境にも、あいさつがあるんです。
もっとも、クルマや交通環境はモノですから、あいさつというよりは、
対話という言葉を使ったほうが、わかりやすいかもしれないですね。
たとえば、皆さん、ハンドルの手ごたえやブレーキの感じ、
エンジンの音など、クルマのいろんなことを感じとりながら
運転していますよね。それが、クルマとの対話ですね。
また、雨が降ってきて、路面が滑りやすそうだとか、霧が出てきたので
ライトを点けようとか、天候や道路のことまで考えて
運転していると思います。これが、交通環境との対話ですね。

モビリタでは、クルマや交通環境との対話についても、
アタマとカラダで理解する安全運転のトレーニングを行っていますので、
次回から、対話も含めて、お話しさせていただきたいと思います。
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