安全のススメ

 Vol.2 「安全チェックは、クルマの健康チェック。」
 10/25
秋の行楽シーズンを迎えて、ドライブの予定を立てている方も多いと思います。
ガイドブックなどをチェックしていろいろな準備をして、さてあとはクルマで出かけるだけ。
「ちょっと待って。その前に何か忘れてませんか?」
声をかけてきたのはモビリタの神野さんです。忘れてること?なんだろう???
「もちろん、今のクルマは故障は少なくなりましたね。
でも『壊れないからだいじょうぶ』と思って点検をまったくしない、という
のも考えものです。
始業点検は、私は本来ドライバーがやらなくちゃいけない義務だと思っています。」

義務、ですか?
「もし、あなたが東京で首都高速道路を走っていて、万が一、エンジンが止まったとしたら、どうなると思いますか?まず、スピードが落ちてきますね。そして、ハンドルがすごく重くなり、ブレーキの利きも悪くなる。つまり、とても運転しにくい危険な状態に陥ってしまいます。で、どうにか無事に停車できたとしても、路肩が少ない首都高では5分もしない内にたちまち大渋滞になります。」
止まった本人も困るけど周りはもっと迷惑ですよね。
「そうです。もしその渋滞の最後尾に救急車がいたら、どうなるでしょうか?
あと5分、早ければ助かった命かもしれません。点検をきちんとやらなかったことがクルマのトラブルの原因だった場合、そのたいせつな5分を奪ってしまうことにもなりかねないのです。」
それは他人事じゃないです。始業点検、大事なんですね。
「本当は、各種の点検項目を全部点検した方がいいと思いますが、今回は特に大事なところをお話ししましょう。」

●タイヤの溝と空気のサインを見逃さないで。
「まずはタイヤから。タイヤの溝は、タイヤと路面との間の水を押し出す役割を持っています。でもタイヤがすり減ると、溝は水をきちんと押し出せなくなってグリップも悪くなる。たとえば雨の日、急に止まりたくても止まれない、そんなことになりかねません。タイヤの点検はとても大事なことなんですよ。
まずはハンドルを切ってタイヤの溝が見えるようにして点検します。このとき、釘や石を取るのはもちろん、タイヤの減り具合をチェックして欲しいのです。すり減って、そのうち溝の奥に隠れていた「スリップサイン」が見えてきてしまったら、タイヤを交換してください。」
タイヤの空気圧は、「走る・曲がる・止まる」性能だけではなく、燃費にも影響してきます。適正な空気圧で走ったときと空気圧が低いときと比べると、ガソリン代も差が出てくるんですよ。でも空気は見えませんよね。プロのドライバーだって、空気圧が今いくつか、なんてわからない。だからゲージに頼るしかないのです。でも家にはゲージなんて置いてない。だから私は皆さんに、「ガソリンスタンドに行ったときに『すいません、タイヤのエアも見てもらえますか』とお願いしてください。」と言います。適正な空気圧は、クルマに表示されていますから、自分のクルマの適正な空気圧を確認しておきましょう。」
さっそくガソリンスタンドに行ったときに、言ってみます。
しかし節約したガソリン代が、おこづかいになるかと思うとにわかに現実味が増します。環境にもやさしいし、お財布にもやさしい運転になれるわけですね。

タイヤ空気圧表
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