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 Vol.2 「安全チェックは、クルマの健康チェック。」 10/25 |
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●エンジンオイルはクルマの血液です。
「私はよく皆さんに言います。「エンジンはクルマの心臓です。エンジンオイルはクルマの血液です、と。きちんとやっていないとその場でクルマは止まってしまうんです。」
神野さん、エンジンオイルはどこにあるんですか?
「これも意外とわからないんですよね。エンジンオイルは、ほとんどの場合、エンジンのいちばん下にあるオイルパンにたまっているのですが、それを見るのはエンジンオイルレベルゲージを抜いて見ます。つかむ部分に色が塗られているので、すぐわかりますよ。そうそう、オイルがエンジンの下の方にたまるには、少し時間がかかります。だから、エンジンを切って少し時間を置いてから点検してください。」
「そうです。ゲージを引き上げてマーキングの間を見るんです。この印の下までしかオイルが付いていなかったり、汚れてきたり、警告灯がつくようになったら要注意。心臓に血液が行かなくなるのと同じですからクルマはガクンと止まってしまいます。エンジンオイルを足したり交換が必要ですね。あとふつうは、ウエスを使ってゲージのオイルをよく拭き取ってから見るのですが、ウエスを使わないでカンタンに見る方法を教えましょう。
朝イチ、エンジンをかける前に、そーっとエンジンオイルレベルゲージを抜くのです。
オイルパンにオイルがきちんとたまった状態なので、ちゃんと量もわかるし手も汚れないし、よけいなゴミも出ません。環境にもやさしいんですよ。」
なるほど。点検って大事かもしれないけど、必要ないよ、って思ってました。
でもカラダをふだんからチェックしていると病気になりにくいようなもので、クルマも点検をしておくとトラブルを防げるものなんですね。点検も難しいかな?と正直思ってましたが、自分でできることもあるし、わからなかったらガソリンスタンドや車両販売店に言って見てもらえばいいんですよね。
「モビリタの講習はクルマでいらっしゃる方も多いんですが、講習が終わったときに『もしよろしければ空気圧、見ますよ』と言うと、かなりの方が見て欲しい、と言われます。皆さん、点検の必要性はわかっているし関心も高いんですよね。
今のクルマは確かに本当に壊れにくくなってます。
だから、今まで言った話も、毎日やりなさい、という話ではありません。
でも、たとえば家族そろって旅行に行く前に必ず点検するとか、毎月の給料日には必ず点検するなど習慣にしていくのが大切ですね。
習慣にしていけば「タイヤの空気圧がいつもより、ずいぶん低い。もしかしたら、パンクしているかもしれない。」とか、「あっ、ブレーキフルードが減ってる、そろそろブレーキパッドが減ったかな」とか、自分のクルマのコンディションに敏感になります。そうすれば、事故につながるトラブルを未然に防ぐことができるし、余計な出費も抑えられるかもしれません。
ある事故が起きてさかのぼったら原因が点検を怠っていたから、では遅いんです。本来日常点検を行うことは、ドライバーがやらなくちゃいけない義務だと、忘れないで欲しいんです。」
モビリタでの講習の最初は始業点検から始まります。
ボンネットを開けてインストラクターの方たちが点検の話を始めると、参加された方たちの質問が次々に飛び出すそうです。
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 エンジンオイルレベルゲージ

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