安全のススメ

 Vol.3 「見えてるつもりで走ってませんか?」
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皆さん、こんにちは。今回は「死角」がテーマです。実は、この死角で、いちど失敗した経験がありまして、とても他人事ではないんです。
「皆さん、こんにちは。神野です。どんな失敗か、聞かせてくれませんか?」
はい。トランクを開けようとしたらケータイが鳴りまして、載せようと思っていたバックを地面に置いたんです。それでメモを取ろうと運転席に乗り込んで、数分後電話を切って、エンジンをかけて、ちゃんと後ろを見ながら、普通にバックしてしまいました。ズズズッと音がして、あっ!と気づいたんですが、あぁ。バックでバックをひいてしまいました。
「あぁ。それは、いい経験をしましたね。バックはもったいないけれど、その失敗は財産だと思います。それでは、早速、死角は、どんなものか、特別な実験をしてみましょう。さっ、駐車場へ行きましょうか。」

「はい。運転席に座ってください。シートベルトをしたら、このアイマスクをつけて、5分ほど待っててください。」
えっ。目隠しですか?わかりました。
「お待たせしました。さぁ、アイマスクを外してください。
前を見て、何か、変わったところはありますか?」
うーん。何も変わっていません。
「後ろどうですか?」
やっぱり、何も変わっていません。
「そうですか。じゃ、クルマを降りて、まわりを見てください。」
・・・!。うーん、すごいですね。全然、見えなかったです。見ただけだと、ホントに何もありませんでした。

5分前と何も変わらない前方視界


やっぱり何もない後方視界


実際にはパイロンがいっぱい!

「これが、停車中の死角です。モビリタのプログラムでは、アイマスクは使いませんが、それでも皆さん驚かれます。見えるところだけを見ていると何もないですが、実際には、クルマの直前、直後、ピラーの部分に見えないところが、ずいぶんあります。」
クルマをクルッと一周しないと、安心して発進できないですね。
「そう。それができたら100点です。でも、それだけではなくて、クルマを駐車させる時にも安全を考えてください。次に発進する時、バックして出るのがいいか、前から走り出すのがいいか、状況によって、様々な判断があると思います。その場、その場に合わせて、先を読んで運転するのが、モビリタが目指している120点の運転です。」
なるほど。神野さんは、いつもそうしているんですか?
「はい。それと、クルマの中で休んだ時には、走り出す前に一度降りてクルマを一周して安全を確認します。それから、そうっとスタートするようにしています。何かあったとしても、最初の3、4メートルを、そうっと確かめるように走らせれば、とりかえしのつかない事態は避けられると思います。」
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