安全のススメ

 Vol.3 「見えてるつもりで走ってませんか?」
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●魔の三角関係。
「さて、次は、走り出してからの死角を再現してみました。
これを私たちは『魔の三角関係』と呼んでいます。」

「先頭のクルマがA。ななめ後ろのクルマがB。
クルマAの横に自転車が置いてあります。
さっ、クルマAの運転席に座ってみてください。
右のミラーで、クルマBは?」

見えません。
「左のミラーで自転車は見えていますか?」
見えません。
「では、ルームミラーでは、どうですか?」
どちらも見えません。
「そう。クルマBも自転車もミラーでは見えませんね。
では、どうしたら見ることができますか?」
ミラーではなく、振り向いて、直接、目で見ると大丈夫。
確認できます。
「そう。正解です。」


●ハンドルを切る一瞬前に、直接、目で見る。
「ただし、死角に入るのは、後ろから来たクルマやオートバイだけではありません。追い抜いたクルマなど、前から入るケースもあります。ですから、周囲の交通を把握するために、たとえば少し窓を開けて音をキャッチするなど、目でも耳でも注意しながら運転しましょう。そして、ハンドルを切る一瞬前に、ななめ後ろをチラリと、直接、目で見て確認する。それからハンドルを切る。これが習慣になれば、ほぼ100点です。」
なるほど。ハンドルを切る一瞬前に「チラリング」するわけですね。
でも、後ろを見たらあぶなくないですか?
「そう。ですから、直接、目で見て確認するのは、一瞬です。じっくり見ないこと。運転に慣れている人は、クルマの動きに合わせたポイント、ポイントで、二瞬でも、三瞬でも直接視するといいんです。でも、経験の浅いドライバーは、見た方向にハンドルを切ることが多いので注意してください。」


これが魔の三角関係


クルマBも自転車も確認できない


どちらも確認できない


クルマBがこんなにすぐ横に!
そうですね。安全のためにキケンな状況をつくっては、本末転倒ですし。
「この直接視に限らず、運転のスタイルを変えたり、新しい要素を運転に取り入れる時には、必ず、スピードダウンして始めましょう。まず、速度を落とし、ゆとりのある状況をつくって、それからトライしたほうが安全です。」
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