「運転中、事故が多いのは、行動変更するときです。発進するとか、加速・減速する、進路変更するとか、そういう瞬間に、ちょっと気を配ってもらえると、もっと事故が減らせると思います。
たとえば、朝、急いでいるからといって、家を出てクルマに乗って、パッと走り出さない。『これからクルマを運転するんだゾ』と、気持ちにワンクッション置いてから走り出す。要は、クルマという大きくて重たいものを動かそうとしていることを自覚して、その責任みたいなものを感じられたら、すごく安全に役立つと思います。」
具体的には、どうすればいいのでしょうか?
「はい。運転中、思いついて、すぐパッとハンドルを切ったり、アクセルやブレーキを踏んだりしない。0.5秒でいいです、必ず、一瞬の間を持つ。そうすれば、ずいぶん多くの接触事故を防げると思います。」
自分のことだけじゃなくて、まわりのことも考えるっていうことですか?
「どんな時でも、まわりのことを考えるゆとりがあれば、とてもいいと思います。
でも、人間というのは、間違いをするし、そんなに強くありません。自分の都合のいい方向、甘える方向に流されやすいです。
たとえば、飲酒運転は、皆さん、とても危険だと認識していると思います。では、一時不停止は、どうでしょう。飲酒運転と同じように、とても危険なことだという認識はあるでしょうか?シートベルトをしないことについてはどうでしょうか?
『まぁ、ちょっとぐらい、いいや。』と考えたことはないですか?」
うーん。『ない』とは、言い切れないかもしれません。
っていうか、あります。
「そこなんです。」
どうやって、直せばいいんでしょうか?
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 発進もクルマの行動変更のひとつ
 後ろに知らせるつもりでブレーキング
 進路変更の前にウインカーを
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