安全のススメ

 Vol.12 「飲酒運転の疑似体験」
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「皆さん、こんにちは。今回は、モビリタで行っている飲酒運転の疑似体験について、神野さんにお話をうかがいます。神野さん、よろしくお願いします。
「皆さん、こんにちは。神野です。よろしくお願いします。」
早速ですが、神野さん。飲酒運転が危険なことは、皆さんも、よくご存じと思いますが、
実際、お酒に酔って運転すると、どうなりますか?
「そうですね。どうなるのか、後ほど体験してみると、よくわかると思いますが、お酒に酔ったということは、脳がアルコールの影響を受けた証拠ですから、運転に必要な『認知・判断・操作』などの能力が著しく低下します。

お酒に酔ってから運転すると、本来、見えなければいけないものが見えなくなる。安全か危険か判断できなくなる。的確な操作が不可能になる。事故を起こす確率は、酔ってないときと比較にならないほど高くなります。」
お酒を飲んでも、それほど酔ってない場合はどうですか?
「それほど酔ってない場合?うーむ。個人差はありますが、一般的にそれは、脳の大脳新皮質にアルコールの影響がでているときに現れる感覚と言われています。すでに思考力、判断力、集中力が損なわれていて、気分が高揚したり、抑制がはずれて気が大きくなったりしているんです。

客観的には酔っていることが一目瞭然なのですが『それほど酔ってない』と考えている本人には、信じられないかも知れません。脳そのものが、適切な能力を失っていますから。

その状態で、運転するのは、もちろん危険で、反射神経や動体視力にも重大な影響が出ているはずです。お酒を飲んで『自分だけは大丈夫』とか『酔ってないから大丈夫』と思った時点で、すでにアルコールの影響によって判断ミスをしていると考えたほうがいいです。」
なるほど。怖いですね。
「本来、お酒は、いいものだと思うんです、特に楽しいお酒は。でも、お酒に酔ったら、歩くときだって気を使っているじゃないですか。自転車だとしたら、飲酒したら押して歩くのが本来です。そうした意味からすると、お酒とクルマの相性は最悪です。お酒を飲んだら運転しないことです。」
本当に、そうですね。
「さて。それでは、飲酒運転するとどうなるか体験してみましょうか。」
はい。お願いします。
「飲酒運転の疑似体験は、飲酒しなくても視覚的にお酒に酔った感覚を再現できる特殊なゴーグルをつけて、幅およそ2.5メートル、長さおよそ130メートルの狭路という区間を走行していただきます。幅およそ2.5メートルと聞かされてもイメージしにくいかも知れませんが、車両感覚を確認するために設定した区間ですから、実際に走行してみると、けっこう狭く感じると思います。」
そうですね。狭くて走りにくい区間ですね。
「はい。パイロンを倒さないように走行しようとすると、速度を落として慎重にならなければいけなかったり、場合によっては、パイロンに触れたりします。この区間を、どのくらい走れるのか、まず普通に走行して、その後、同じ区間を飲酒ゴーグルをつけて走行します。」
なるほど。
「では、実際、走行してみましょうか。」
よろしくお願いします。

お酒に酔った感覚を再現する、通称「飲酒ゴーグル」。



走行してみると予想以上に左右に気を取られる狭路。

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