安全のススメ

 Vol.14 「雪道は別世界」
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カーブとかあると怖いですね。
「そう。雪道みたいに滑りやすいところでは、ふだん街中を走っているようなスピードでも、オーバースピードになりますから、慎重に運転しましょう。

たとえば、カーブでスピードを出しすぎると・・・
・・・こうなる場合があります。

いわゆるスピンした状態ですね。カーブにオーバースピードで進入したり、前輪駆動以外のクルマでコーナリング中にアクセルを踏みすぎたり、限界を越えると、こうした状態になります。
神野さん、こういう具合にスピンしたら、どうすれば安全なんですか?
「限界を越えたクルマをコントロールするのは、とてもむずかしいことです。ですから、スピンしないように、限界を越えないようにカーブの手前で充分スピードを落とすことが鉄則です。

もうひとつ実験を見てみましょう。前輪の向きに注目してください。」
ハンドルを切っているのに、クルマが曲がらないというか・・・。
「そうですね。前輪が大きく切れているのに、カーブを曲がりきれませんでした。限界を越えて、前輪が滑り出しているのがわかると思います。おそらく、スピンするよりも、こうしたケースが多いんじゃないでしょうか。」
普通の道だと、事故ってますね、ガードレールにぶつかるとか。
「その可能性が高いですね。運転が上手いと『限界を越えてからコントロールできるんじゃないか』と考えている方が多いと思うんですが、そうではありません。そうならないように、運転するのが本当に上手いドライバーです。」
危険なところを速く走れるのが、上手い運転じゃないってことですよね。
「その通りです。たとえば、自分の走っているスピードが、前のクルマに影響してないか?後ろのクルマを危険にしてないか?環境の変化や道路・交通などの状況を考えて、まわりのクルマや人を助けられるのが、本当に上手いドライバーだと思います。雪道では、特に、まわりの安全にも敏感になりましょう。

モビリタでは、基本の確認、限界の体験、スムーズな走行など、安全運転の総合的なレベルアップを図るプログラムを行っています。とても滑りやすい路面でブレーキングを体験したり、滑りやすい路面でコーナリングを体験するプログラムもありますので、いちど体験してみてください。」
いかがでしたか、イントラクターのドライビング。総合トレーニング・と総合トレーニング・には、同じようにワインディング低ミュー路を走行するトレーニングもあります。本当の雪道を走る前に、滑りやすい路面を、いちど体験してみてください。では、皆さん。雪道は、とにかく滑ります。細心の注意を払って、ゆっくり走りましょう。次回をお楽しみに。
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