安全のススメ

 Vol.21 「運転の高齢化を予防しよう」
 8/29 
皆さん、こんにちは。きびしい残暑が続いていますが、いかがお過ごしですか。安全運転は、夏バテしていませんか。今回は、運転の高齢化予防について、神野さんにお話を伺います。
「皆さん、こんにちは。神野です。
どうすれば、運転の高齢化を防ぐことができるのか、皆さんといっしょに考えてみたいと思います。よろしくお願いします。」
神野さん、運転の高齢化とは、どのようなことですか?
「そうですね。では、まず運転が年をとると、どうなるか考えてみましょう。」
えっ?神野さん。ドライバーが年をとるんじゃないんですか?
運転が年をとるんですか?
「はい。『運転が年をとる』と言ったほうが合っていると思います。
ドライバーにも加齢による変化はありますが、運転に影響するのは、身体的な変化だけではありません。」
たとえば、運転が年をとると、どんなふうに変わってくるんですか?
「まず挙げられるのが、思い込みが強くなること。
それと、変化に気づかなくなる。この2つが大きいですね。
たとえば、大雨の日、いつもの道を走るとしたら、どんなふうに考えますか?」
そうですね。路面が濡れて滑りやすくなるとか。
雨で見えにくくなってないかとか、
相手から見られにくくなってないかとか考えると思います。
「そう。いいですね。でも、思い込みが強くなると
『毎日走っている道だから大丈夫』と考えるようになる。
運転が年をとると『雨でスリップするかも知れない』とか
『大雨で視界が遮られるかも知れない』という方向で
考えられなくなる傾向があるようです。」
なんとなく、わかるような気がします。
「さらに、詳しく言うと、運転が年をとるまでには、
いろんな経験を積むと思うんです。

スポーツに例えるとわかりやすいと思うのですが、
なんでも基本から始まって、いろんな場面に直面して基本を応用しながら、
少しずつ上達していきます。運転も同じです。
いろんな経験を積んで、応用を繰り返しているうちに、
それが普通のことになりますね。
そして、慣れてきて、いつの間にか基本を見失う。
すると、やはりミスしやすくなります。」
それが、運転の高齢化ということですね。

土砂降りの大雨。
どんなことが気になりますか?








運転に慣れて、基本を見失っていませんか?

「そうです。世間一般では、お年寄りを『高齢者』として、ひと括りに考えることが多いのですが、
運転については、一人ひとりの経験にも運転行動にも、身体的な能力にも差がありますから、
ひと括りで考えるのは、ちょっと無理があるように思うんです。」
なるほど、わかりました。
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