安全のススメ

 Vol.26 「雪道は慎重に」
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神野さん、高速道路でも、こうした路面の変化ってあるんですか?
「ないとは、言い切れないでしょうね。特に、大雪や天候が不安定なとき。橋の上、トンネル。
気温が下がる朝方、夕方、夜などは、道路情報や、気温、制限速度などに敏感になりましょう。」
怖いですねぇ。
「はい。でも、必要以上に怖がらなくていいんですよ。
キケンが近くにあることを認知していることが大事なんです。

雪国ヘ行くと、地元のクルマが、ゆっくり走っていることがあります。
雪道のキケンをよく知っているからスピードを落としているんでしょうね。」
やっぱり、スピードの出しすぎは、あぶないですね。
「そうですね。スピードの出しすぎがキケンなのは、どんな道でも変わりません。
ただ、雪道の場合、減速がむずかしい。
いったん出てしまったスピードを落とす操作が、とてもむずかしいです。

一般に、乾燥したアスファルト路面の摩擦係数は、およそ0.8。
アイスバーンが最も滑りやすくなった場合は、
およそ0.08まで低下するとされています。
10倍滑りやすくなるわけですね。」
ゆっくり走るしかないですね。
「はい。頻繁にメーターを見て、スピードを管理しましょう。
そして、急のつく操作、急加速、急ブレーキ、急ハンドルは避ける。
雪のないところで行っている日常的な操作も、
雪の上では『急のつく操作』になる場合がありますから、
くれぐれも慎重に運転したほうがいいですね。」
安全マージンを大きくとるようにするわけですね。
「そうです。速度、車間距離。いろんな部分で、ゆとりを大きくしておけば、
イザというとき、対処できる可能性も大きくなります。

たとえば、カーブの手前でスピードを落としますね。
そのスピードを『カーブを曲がれる速度』までにするか、
『カーブで止まれる速度』までにするか、
状況に応じて、いろいろな判断があると思います。
でも、速度が低いほうが、何かあったとき、ゆとりを持って操作できますね。」
何かあったときというのは・・・。
「カーブで、路面が凍結していたとき、対向車がはみ出してきたとき、
思いもよらない急カーブだったとき、吹雪で視界を失ったとき、
いろんな場合があると思います。」
なるほど。実際、何があるかわからないですよね。
「そう。雪のない路面で、急ブレーキや急ハンドルなど、
直前の操作で回避できるかも知れないことが、
雪の上では、かなり困難なことに変わります。
ですから、いろんな状況を先読みして、
積極的に安全マージンを大きくするように運転したほうがいいです。」
路面だけなく、雪崩など道路のまわりにも
気を配りましょう
直線や道幅の広いところでは
特にスピード管理に気をつけましょう
先の見えないカーブでは特に慎重に
対向車にも要注意
下り坂のカーブは雪道の難関
スピードを落としハンドルもブレーキも慎重に
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