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「あと、新雪が積もっているとき、新雪の下は、もしかすると アイスバーンかも知れないですし、ぬかるみだったりするかも知れませんね。
道を走るときもそうですが、駐車場など道路以外のところに クルマを入れるときにも気をつけたほうがいいですね。 不安だったら、いちどクルマから降りて確認するくらい慎重なほうが いいかも知れませんね。」
新雪の場合は下に何があるか見えないですからね。
「見えないという部分で、つけ加えると、 新雪やサラサラした雪が舞い上がるところを走ると、クルマに雪がつきますね。 すると、リヤのランプ類に雪がついて見えにくくなったりします。 また、ホイールハウスに大きな雪の塊ができたりしますから、気をつけましょう。」
雪の塊は、クルマの不具合になるのですか?
「ふつうは、雪の塊がタイヤと接触して、音がしたりショックを感じたりするレベルです。ただし、その雪の塊を道路に落とすと、他のクルマの迷惑になりますね。 だから、雪の塊ができたら氷の塊になる前に、足で蹴ったりして、 こまめに落としておいたほうがいいと思います。」
なるほど。言われてみると「あ、そうか」とわかるのですが、 言われるまで気がつかない部分が大きいですね。
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新雪の道では雪の深さや轍(わだち)にも 注意しましょう
ホイールハウスについた雪の塊は こまめに落として走りましょう
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「そうですね。雪道を走る機会が少ないので、特に、そうかも知れないですね。 ただモビリタのようなところで『滑る』ということをいちど体験しておくと、自然に運転が変わってくると思います。」
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右のタイヤが滑りやすい路面、 左のタイヤがふつうの路面と、 またいでブレーキングすると、 右の写真のようにカンタンにスピンします
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あ、神野さんの言う『1と0の差は無限に大きい』ってことですね。
「そうですね。いちどでも体験したことがあるのとないのとでは、大きな違いが生じると思います。
たとえば、アイスバーンで、ブレーキを強く踏む。タイヤがロックしてスリップを始め、ハンドルも効かなくなる。 クルマをコントロールできなくなったドライバーは、パニックに陥ります。
ブレーキを緩めるとタイヤをグリップさせることができると思いますが、パニックになると、そうした冷静な操作はムリですね。」
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ABSのないクルマの場合、 アイスバーンでブレーキを強く踏みすぎると 右の写真のように、タイヤがロックして ハンドルも効かなくなります
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「発進についても同じ。雪道では、軽くアクセルを踏んだつもりでも、駆動輪が空転することがあります。 すると、ほんのちょっとした上り坂で発進できなくなったりしますね。 どのくらいアクセルを踏むと空転するのか、予め体験しておくと、そうしたことを防げると思います。」
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路面にチェーンの跡がある、ゆるい上り坂。 こうしたところでは発進がむずかしいこともあります。 右の写真、後輪の空転に注目
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