「かも知れないですね。相手の立場になって考える。 まわりのために自分のクルマを動かす。 むずかしいことかも知れません。でも、実は、カンタンなことだと、 みんな、本当は、わかっているんじゃないでしょうか。
たとえば、サービスエリアの駐車スペース。 身体の不自由な人のために専用の駐車スペースがありますね。 あそこに『少しだけなら・・・』と、クルマを停める人がいますが、どうなんでしょう。」
ドライバーとしてどうか、というよりは、思いやりの部分ですね。
「そうですね。身体の不自由な人の立場になって考えてみると、 すぐ気がつくと思うんです。みんながみんな、お互いのことを考えて、 思いやりで行動できるようになるといいですね。」
あと、神野さん。車椅子のマークをつけたクルマが前を走っていたら、 神野さんは、どうしますか。
「そうですね。外から見ると、ふつうに車間距離を保って走っているようにしか 見えないかも知れないですね。 でも、キモチの中では、相手が動きやすいように心配りしながら走ると思います。」
どんなふうにですか?
「たとえば、前にも触れましたが、狭い道で歩行者とすれ違う時、 歩行者に注意しますが、若い人とお年寄りとでは、注意が変わってきますよね。 そうした感覚で、安全な距離を保つと思います。」
なるほど。そういう運転ができると、120点ですね。
「近いかも知れないですね。でも、やっぱり人間、歩きが基本ですから。
どこかで、白い杖を頼りに歩いている人がいたら『お手伝いしましょうか』と ひと声かければいい。車椅子の人にも、同じように声をかける。 声をかけて、何かしてほしいことがあれば、そう言ってくれると思います。 もし、どうすればいいかわからなかったら、その人に訊けばいいんです。
それと同じような心持ちで運転していると、 120点ドライバーに近づけるんじゃないでしょうか。」
そうですね。よくわかりました。
「ちょっと脱線したかも知れないですが、いい機会だと思って、 皆さん、120点ドライバーを目指してください。よろしくお願いします。」
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サービスエリアなどで見かける 身体障害者専用の駐車スペース
車椅子の人がクルマに乗るためには ドアをいっぱいに開けるスペースが必要
まわりにやさしい運転を呼びかける 四つ葉の障害者マーク
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