安全のススメ

 Vol.30 「道交法が変わります。」
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はい。自転車のルール変更から、お願いします。
「これまでは『自転車は歩道を走ってもいい』と、
思い込んでいた人も多かったと思います。
でも、自転車は車道を走るのが原則です。
今回の改正で、自転車で歩道を通行できる例外的なケースがはっきりしましたね。

ところで、クルマと自転車、大きく違うところがあります。」
・・・クルマは4輪で、自転車は2輪とか?
「そう。いいですね。クルマは、走る、曲がる、止まる。
自転車は、その後に『転ぶ』がつきます。

たとえば、前に自転車が走っていたとします。
皆さん、あぶないなとか様々なことを考えて、
スピードを落としたり、自転車との間にスペースをとったり、
対処しながら自転車を追い抜こうとすると思います。

おそらく、大体のドライバーは『もし自転車が転倒したら・・・』とは、
考えないんじゃないでしょうか。でも、自転車は転倒する乗り物です。
何かのはずみで転倒すると、自転車と人は道路をふさぐように倒れ込みます。

自転車は転ぶ乗り物だということを忘れないでください。」
こわいですね。でも、あぶない走りかたをする自転車もいますよね。
前方を自転車が走っています
どんなことを考えますか?
自転車は転倒する乗り物
思った以上に道路の広い範囲に倒れこむ
「はい。自転車には免許がありませんからね。ルールを知らない人が多いのかもしれません。
ルールを守っているドライバーからみると、無謀に思えることもあったりします。
だからこそ、クルマ側が自転車に思いやりを持たないといけないですね。
自転車も同じ道路を走るクルマの仲間ですから、やさしい運転を心がけましょう。」
※安全のススメVol.18「クルマと自転車の安全」もごらんください。
続いて、後席シートベルトについてお願いします。
「はい。後席シートベルトの着用が法的に義務化されます。
後席の人がシートベルトをしてないと、万一、衝突したとき、後席の人がキケンなだけでなく、
その人自身が凶器になって前席の人を傷つけてしまうこともあります。

いい機会なので、後席シートベルトの効果を体験してもらいましょう。

およそ、時速15キロから急停車します。すると、瞬間的に大きな減速Gを体験できます。」


「まず、通常通りシートベルトをして効果を体験してもらいます。」
シートベルトをしたとき、急停止の瞬間
上体が支えられホールドされている
「次に、わざとシートベルトをゆるめた状態で体験してもらいます。
どこかにつかまっていたほうがいいですよ。」
シートベルトをゆるめたとき、急停止の瞬間
上体が前に倒れ、腰が浮き上がる
後席シートベルトの効果体験いかがでしたか?
「はい。実は、この体験プログラムを何度も見ていて、わかっているつもりでしたが、やっぱりシートベルトがないとキケンですね。
急停車するのがわかっていてもカラダを支えきれないですね。
思ってもいないときに、ぶつかったら、どうなるかわからないですね。」


「はい。シートベルトは、イザというときの命綱です。
家族や親しい人、クルマに乗せる人みんなを守るために、前席でも後席でも、必ずシートベルトをしてもらうようにしましょう。」
※万一の衝突時、後席シートベルトをしてないとどんなにキケンか、こちらのページもごらんください。
日本自動車連盟公式サイト「クルマお役立ち情報」  http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/rearseat/index.htm
※安全のススメVol.8「後席でもシートベルトを」もごらんください。 「さらに、後席シートベルトのチャイルドシート固定機構についてですが、
後席シートベルトをいっぱいに引きだして、この機構が働くと、シートベルトは巻き取られるだけで、
引きだすこと(シートベルトをゆるめること)ができなくなります。
シートベルトが体に巻きついたりすると大変キケンですから、子どもたちを後席シートベルトで遊ばせないでください。

万一、誤ってシートベルトが体に巻きついたとき、バックルも外せない場合は、シートベルトを切断してください。」
これは盲点ですね。
「そうですね。チャイルドシートを固定するには便利な機能ですが、使いかたを間違えると大変キケンですね。
ぜひ一度、後席シートベルトのチャイルドシート固定機構を確かめてみてください。
作動すると、巻き取るときに音がすることに気づくと思います。
この音が聞こえたら、どうしたらいいのか、お子さんといっしょに考えたり、
後席シートベルトの正しい使いかたを確認しておくといいと思います。」
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