安全のススメ

 Vol.35 「交差点のリスクを小さくしよう」
 10/22
今回は、交差点を通るとき、事故のリスクを小さくするには、どうしたらいいのか、皆さんといっしょに考えたいと思います。自分のクルマだけでなく、まわりのクルマも含めて、事故のリスクを小さくし、みんなが安心して道路を使えるようにするために、私たちドライバーができることは何か?そうした視点から、交差点を考えてみたいと思います。神野さん、よろしくお願いします。
「皆さん、こんにちは。神野です。
交差点は、直進、左折、右折、いろんなクルマが通ります。
クルマだけでなく、バイクや自転車、横断歩道を渡る歩行者も交差点を通ります。
自分のクルマの動き、つまり自分の運転が、
まわりのクルマや交通にどう関わっているのか、
皆さんといっしょに考えてみたいと思います。よろしくお願いします。」
はい。まず交差点の事故が、どのくらい多いのか、
交通事故件数のデータを調べてみました。
平成19年中に起こった交通事故832,454件のうち、
市街地の交差点で起こった事故が全体の43.5%を占めていて、
いちばん多いことがわかります。
直進、左折、右折。そして、対向車
交差点ではいろんな交通がクロスする
地形別・道路形状別の交通事故の構成率
※出典:警察庁交通局  平成19年中の交通事故の発生状況
市街地ではないところの交差点で起こった事故は12.1%ですから、
合わせてみると55.6%。
交通事故の半分以上が交差点で起こっていることがわかります。
「逆の見かたをしてみると、交差点で誰も事故を起こさなくなれば、交通事故が半分になるわけですね。
このデータの交差点という項目には、交差点付近も含まれていますか?」
はい。交差点で起こった事故と交差点付近の事故を合わせて「交差点」としています。

さらに、交差点で、どんな事故が多いのか調べてみると、自転車事故のデータになりますが、
財団法人 交通事故総合分析センターが調査したデータがありました。
それによると、293件の自転車事故のうち、
22%、48件が横断歩道で起こっていたことがわかりました。

さらに、この48件をクルマと自転車の進行方向別に分類してみると、
右折したクルマの事故が21件と突出して多いことがわかりました。
信号機のある交差点で発生した横断歩道走行中の自転車の場所別事故件数
※出典:財団法人 交通事故総合分析センター イタルダ・インフォメーションNo.47

「そうですね。右折の事故が多いですね。
事故になった原因は、クルマの側にも自転車の側にも、いろいろあるんでしょうけど、
クルマの左折では7件、右折では21件。件数が3倍も違うわけですね。」
はい。クルマの側にあった原因を考えてみると『対向車に注意を奪われていた』と
考えるのが一般的じゃないでしょうか。
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