安全のススメ

 Vol.35 「交差点のリスクを小さくしよう」
 10/22
「そうですね。対向車線に直進してくるクルマや左折しようとしているクルマが
いたのかも知れないですね。
その状況、状況によって、いろんなことが考えられますが、
リスクを小さくするには、やっぱりムリをしない。
自分だけが得をしようと思わないことが大事なんじゃないでしょうか。」
具体的にはどういうことですか?
「たとえば、まず右折するクルマの立場になってみましょう。

交差点1の写真。

横断歩道を人が渡っています。その左に、右折してきた黒いクルマ。
人の右側には左折のトラックがいます。
右折してきた黒いクルマは、対向車線に直進してくるクルマがなかったので
左折のトラックがいるにも関わらず、右折を開始したのでしょう。
でも、横断歩道を渡っている人がいた。

左折のクルマが通過するまで、待てると良かったですね。」
そうですね。リスクは小さかったですね。
「黒いクルマが右折してきたことで、左折のトラックもリスクが大きくなりましたね。

交差点1 右折するクルマと左折のトラック
横断中の人がトラックから見て左から右へ歩いている。
トラックのドライバーは、左側に注意を払っていたはずです。
そのとき、右側から黒いクルマが右折して近づいてきた。

注意するポイントがひとつ増えました。」
しかも、左右に分散しているし、状況が複雑になりましたね。
「そう。黒いクルマから見れば、右折していい状況だったのでしょうが、
左折中のトラックから見ると、状況が複雑になりました。

同じことは、横断中の人にも言えますね。トラックが止まってくれて、横断していると、
その向こうから黒いクルマが近づいてくる。

やっぱり、注意する要素がひとつ増えて、状況が複雑になりました。」

「状況が複雑になっても、速度が遅い場合は、割と対応できると思うんです。
実際、交差点1の写真からは、緊迫した感じは伝わってこないですね。

でも、速度が速いときは、どうでしょうか。
また、オートバイや自転車が近づいてきた場合はどうでしょうか。」

「交差点2の写真。左からやって来る自転車の人が、
右側の黄色いクルマを警戒している様子が見て取れると思います。

このとき、黄色いクルマは自転車に気がついていて停止したままでしたが、
交差点2の、この自転車が、仮に交差点1の場面にいたとしたら、
どんな状況が生まれていたでしょう。皆さんで、ちょっと考えてみてください。」
交差点2 走って来る自転車と黄色い左折車
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