安全のススメ

 Vol.39 「クルマを見直してみましょう。」
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皆さん、こんにちは。今回は、クルマのいろいろな部分を、ちょっと見直してみたいと思います。
「皆さん、こんにちは。神野です。今回は、クルマについて、皆さんといっしょに考えてみたいと思います。

たとえば、新車を買ったとき、ワクワクして、取り扱い説明書をよく読まずに、
新しいクルマに乗りはじめるなんてこともあるかと思います。
ちょっと、クルマを見直してみましょう。

今のクルマは、ずいぶん進化していて、昔のクルマとは、違うところが、たくさんありますね。
たとえばですが、昔は、雨の日にライトを点灯して走行していると、バッテリーがあがりやすかったとか、
そうしたことがありました。」
えっ。バッテリーがあがったりしたんですか?
「はい。雨の日に、ワイパーを動かして、窓の曇り止めにヒーターをつけて、
さらに、ヘッドランプを点灯させていると、走行状態によっては、発電量が足りなくなったりしましたね。

今は、きちんと整備されているクルマであれば、そうしたことを気にしなくていいと思いますけど。」
マークXの前身となるマークIIの初代モデル(1968年/トヨタ博物館所蔵)
ライトって言えば、バルブの寿命も延びましたね。
「そうですね、今は、ひと昔前からは考えられないほど、ライトの寿命が長くなりました。
昔は、バルブの寿命を気にして、予備をトランクに入れておいた人もいましたね。」
あ、そうですよね。
そうやって、あらためて見直してみるといろんなところが良くなっていますね。
「そうですね。品質も高くなっていますし、環境も安全も、走行性能も向上しています。
ミニバンが代表選手になりますが、クルマのカタチも変わりましたし、快適さや便利さも向上しています。
いろんなところが進化していますね。」
安全性能は、どんな部分が向上しているんですか?
「ひとくちに安全性能といっても、実は、いろいろあったりするんですが、
わかりやすいのは、たとえば、制御の部分でしょうね。
トヨタの場合、VSCと呼んでいますが、
いわゆる横滑り防止装置を装備しているクルマが増えました。

あとは、エアバッグやABSの普及。
ほぼ標準で装備されるようになってきたのは、皆さんもご存じの通りです。

こうした装備ほど、目立ちませんが、ボディ構造も強固になりました。
あとは、クルマの走行性能も、ずいぶん向上しています。
カンタンにいうと安定感が高くなっています。」
どんどん安全なクルマになっているわけですね。
「そうですね。安全のマージンは、ものすごく増えていると思います。
ただ、その安全マージンを、額面通りに安全の方向に使ってくれるといいんですが、その逆方向に使われることも少なくありません。」
・・・と、いいますと?
「安定感が増した分、スピードを出しちゃうとか、車間距離を取らないとか。
ちょっと間違うと事故につながるような、あぶなっかしい場面も少なくないようです。」
VSCが作動して横滑りを制御している状態
車内では「ピピピ」と警告音が聞こえている
テストコースで高速から緊急ブレーキを踏み
ハンドルを切った瞬間。安定した姿勢に注目
安全マージンを本来の目的以外に使っているってことですね。
「そうですね、せっかくなので、自分とまわりの人、両方のために安全を意識してもらえると、
ずいぶん事故が減るんじゃないかなと思います。」
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