そうですね。緊急自動車が来ても あらかじめイメージしておくと、動きやすいですね。
「そう。たとえば見通しのいい道や交通量の少ない道では、 その必要は少ないかもしれませんが、 混雑した道では、赤色灯が点滅していないか、 まわりをよく見て注意する。 また、サイドウインドを隙間程度に開けて音で確認するなど、 いちはやく緊急自動車の接近をキャッチするように心がけましょう。
ふだん通るルートに、見通しのわるい交差点がある場合や 通り道の近くに大きな病院や消防署がある場合は、 サイレンや赤色灯に特に敏感になりましょう。
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交通量が多く、混雑した道では 隙間程度に窓を開けサイレンに注意する
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もうひとつ。信号などで止まるときは、 停止線や前のクルマとの間にクルマ1台分くらいのスペースを 空けておきましょう。」
いざというとき、その停止車間距離を利用するわけですね。
「そうです。クルマ1台分ほどのスペースがあれば、 クルマを寄せられると思います。 後続のクルマも、同じように動けるスペースができますね、 結果、後方から来た緊急自動車が通行しやすくなります。
緊急自動車がどの方向から来て、どのルートを通ってどっちへ行くか、 自分のまわりを見て先読みしておくと対応がスムーズになると思います。」
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停止車間距離をキープ。いざというとき 動けるスペースをつくりましょう
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先読みのポイント
・サイレンが聞こえるように窓を隙間程度に開けておく。
・赤色灯が点滅していないかまわりを見る。
・止まるとき自分のクルマを寄せられるスペースをつくる。
走行中は、どのように対応したらいいんでしょうか?
「時と場合によって、様々な対応があると思いますが、 注意すべきことは、急に減速したり、急に進路を変えたりしないことです。
緊急自動車の接近に気づいたら、まわりを確認して、緊急自動車やまわりに合図して、 安全に進路をゆずりましょう。
もしも、まわりが緊急自動車に気づかずにいるようだったら、 自分の余裕の範囲内で、ハザードランプ、ウインカー、ヘッドライトなどで知らせられるといいですね。
そして緊急自動車が通過したあと、発進するときは、まわりをよく見て、安全を確認しましょう。
また、滅多にないことかもしれませんが、事故や火災などの現場に遭遇することもあると思います。 進路にキケンがありそうな場合は、減速しながら、ハザードランプなどで 後続のクルマに異常を知らせましょう。
そうした現場では、前のクルマが急停止するかもしれないですし、人が飛び出してくるかもしれない。 二次事故を防ぐために、すぐ止まれるように徐行したほうがいいと思います。
また、高速道路などで事故があると、見物渋滞が起こることが多いです。 事故の影響が多くの人にまで拡大しますから、まわりに注意してスムーズに通行するようにしましょう。」
そうですね、みんなでいっしょに同じ道路を使っているわけですし。
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「はい。たとえば家族が救急車で搬送されたことがあるとか、 そうしたことがあると、緊急自動車に対する気持ちが違ってくると思います。
あらためて言うまでもないことですが、 緊急自動車には人の生命がかかっています。 サイレンが聞こえたり、赤色灯が目に入ったりしたときは、 迷わず進路をゆずりましょう。」
はい。よくわかりました。
自分が救急車のお世話になるかもしれないですからね。
神野さん、ありがとうございました。
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緊急自動車なんて自分には関係ないと 思っている人が多いのはないでしょうか
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