モビ・レポ!モビリタを体験したゲストが語る安全の話 プロサッカー選手・名古屋グランパス 楢崎正剛さん 読者プレゼントコーナー
楢崎正剛 プロフィール
職業:プロサッカー選手 名古屋グランパス ゴールキーパー
生年月日:1976年4月15日
経歴:小学4年生でサッカーを始め、高校では全国高等学校サッカー選手権大会ベスト4
進出、卒業後、横浜フリューゲルスに入団。その後名古屋グランパスへと移籍し
2010年、Jリーグとしては史上初となるゴールキーパーでのMVP(Jリーグアウォーズ・ベストイレブンも同時に表彰)を受賞。
関連サイトはこちら ※外部サイトへリンクします。
ブログ:http://narazaki.cocolog-nifty.com/ ホームページ:http://nagoya-grampus.jp/
楢崎正剛さん
1.サッカーとの出会い 2.モビリタ体験を通じて 3.サッカーとドライブの共通点
photoクルマの運転はサッカーと同じで全方向への注意が大切
モビリタの講習で、楢崎選手がまず印象に残ったのは、神野チーフインストラクター(以下CI)がオリエンテーションで口にした「予測」という言葉だった。
「基本的にせっかちで、前に遅いクルマがいるとどうしても抜きたくなっちゃうタイプなんです(笑)。でも今日聞いた話の中で、『コイツは前に割り込んでくるんじゃないか』という予測は普段からけっこうできていると思っていました。でもさすがに神野CIが話されたように、割り込まれても怒ったりせず、逆に『俺で良かったね』と進んで入れてあげる心の余裕はなかなか持てませんが(笑)」
さらに楢崎選手は、「後ろを見ないドライバーが多い」という言葉に共感した。彼自身が後ろを見ていなかったわけではない。むしろ楢崎選手は、運転中に周囲をチェックすることは大事だと思い、しっかり実践していた。だからこそ、まわりのドライバーの中に、後方確認をしていない人が多いことに気づいていた。そのことを神野CIが取り上げたので、我が意を得たりという気持ちになったそうだ。
「僕は職業柄、そういうのに慣れているかもしれません。前を見ているだけではゴールキーパーはできないんで、その点は得したかなと(笑)」
モビリタの内部では、「運転はサッカー型」という言葉を使っている。自分のポジションから、レーダーのようにまわりを見て、それをコンマ何秒かで感じて処理し、次に行くというサッカーのプレースタイルは、クルマの運転と一緒だからだ。その言葉を、図らずも楢崎選手は日頃のドライブで実践していたことになる。
photo低ミュー路走行が今日一番の収穫でした
オリエンテーションを終えた楢崎選手は、コースに入る前に死角の確認を行った。クルマの周囲に子どもに見立てたパイロンを置き、どの程度見えるかを確かめてもらう講習だ。ここでの楢崎選手の驚きにあふれた表情は、試合では決して見ることができないだろう。
「パイロンが約20個あったので、半分ぐらい見えないのかなあと思って、運転席に座って数えようと思ったら、みごとに一つも見えなかった(笑)。あんなに死角があったとは。走る前からガツンとやられたような感じでした」
コース走行では、雪道を想定したワインディング低ミュー路走行が印象に残ったとのことだ。VSC(※1)のような安全装備の有無で走りに差が出るという体験が勉強になったという。 楢崎選手自身、クルマのカタログなどでVSCなどの効果は知っていた。しかし見るとやるとではかなり違っていたとのこと。一番の収穫とも話していた。端から見る限り、低ミュー路でVSCを解除したときでさえ、楢崎選手の走りは安定していた。さらに高速フルブレーキングでも、頭をしっかり直立させ、目線をずらさずに安定した急制動をこなした。これは強靭な足腰など、トップアスリートとしての運動能力の高さによるものも大きいと思われるが、正しいドライビングポジションでしっかり踏むことが何より大切だ。
なお、モビリタではルートを間違える受講者も少なくないのだが、楢崎選手はそれもなかった。やはり視野を広く持てているのだろう。
photo自分の限界を知りそこから学ぶ
モビリタの講習は、サッカーで言えば練習に通じるのではないかと思っている。講習で運転の基本を学び、試合に相当する道路でその成果を出すという考え方だ。基本をないがしろにしていると、ある程度の事態までは何とか対処できるが、最後は事故につながってしまう。この点については楢崎選手も同意していた。
「練習ではいつも基本中の基本を繰り返しています。たまに応用編としてバリエーションはつけますけど。自分がキーパーとしてどこまで跳べ、どこまで届くのかを知り、体調に異変があると能力にも影響が出ることも把握しておかなければならない。そんなことを感じながらメニューを進めていく部分が似ていますね」
たとえば低ミュー路走行は、雨でぬかるんだグラウンドに通じるものがあるという。いつもと同じアクションを起こしても曲がりきれないあるいはボールに届かないという違いが出てくる。講習や練習などで経験を積んでおけば、実際のドライビングやプレーで落ち着いて対処できる。
「高速フルブレーキングでスピードを出したときや、低ミュー路走行で滑ったときには、試合と同じような緊張感がありました。今まで体験したことのない領域というか、世界に入った感じで、どんな動きになるのかわからないので緊張の連続でした」
この点は豊富なサッカーでの経験を持ってしても対処できなかったようだ。

※1 VSC(Vehicle Stability Control)について詳しくはこちら
▼安全のススメ「安全運転とVSC」
http://www.toyota.co.jp/mobilitas/anzen/vol19_1.html
BACK サッカーとの出会い NEXT サッカーとドライブの共通点
モビ・レポTOP
サイトマップ リンク 個人情報の取り扱いについて
(C) TOYOTA MOTOR CORPORATION. All Rights Reserved.