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今回の「モビ・レポ!」はスペシャルバージョンということで、私、竹岡圭がフィギュアスケートの小塚崇彦選手にインタビューをすることになりました。小塚選手は、モビリタのような体験施設は今回が初めてとのこと。せっかくなのでペアを組ませていただいて、一緒に体験することにしちゃいました。
- 竹岡:
- 今日は教習所以来のこういった体験だったと思いますが、なんだかすごく楽しそうでしたね〜?
- 小塚:
- 普段じゃ絶対に体験できないようなことですからね。よく映画でとか、テレビとかで見はするけれど、実際に自分が体験することはないじゃないですか。それが実際に体験できて、すごく新鮮というか楽しめました。
- 竹岡:
- ちなみに、いちばん記憶に残ったのはどれでした?
- 小塚:
- あの、滑りやすい路面で浮き輪を吹っ飛ばすとこ(笑)。
全然止まらなくて、そのままス〜ッと行ってぶつかっちゃいました。
- 竹岡:
- クルマもだけど、笑いも止まらなくなってたもんね(笑)。
- 小塚:
- 65キロのときは、ビックリしましたよぉ〜。45キロのときは、あそこで止まったから、これくらいでブレーキ踏んで、ハンドル切っていけば大丈夫〜、なんて思ってたんだけど、そのままズルズルと…。首が後ろに引けて、吊るした浮き輪が近づいて来て、あぁ〜止まらないっ!
- 竹岡:
- そうそう。ウケる〜ッって笑いっぱなしだったもんね。ブレーキで、あんなにウケた人初めて見ました(笑)。
- 小塚:
- あぁなっちゃったら、ウケるしかないでしょ(笑)。
- 竹岡:
- でもね、いきなりあれだけフルカウンターでハンドルを切れる人って、普通はあまりいないですよ。さすがはアスリートだなぁって感動しちゃったモン。あんな滑りやすいところでハンドル切ったのって、多分今日初めてですよね?
- 小塚:
- 初めてです。すみません、普通じゃなくて(笑)。
- 竹岡:
- やっぱり滑るということに慣れてるのかな。もしかして雪道とか、結構運転してますか?
- 小塚:
- してます、してます。名古屋でも、たまに雪降りますし。あと、海外に行ったときにも、アメリカのデトロイトで。
- 竹岡:
- あの寒いところだ。
- 小塚:
- そう、あの寒いところで、結構雪が降ったりする中、運転しました。とにかくスピードを落として、でもどうしよう〜、みたいな感じで。でも今日ここで体験して、やっぱりスピード出しちゃいけなかったことがわかってよかった。間違ってなかったんだ〜と、納得できました。
- 竹岡:
- 実証できてよかったですよ。でも、今日隣に乗っていて思ったんですけど、小塚さんって普段からすごい慎重派でしょう?
- 小塚:
- 結構そうかも。初めての道は、ソロソロ行きますね。慣れてきたら、ちょっとずつスピードを出す感じ。
- 竹岡:
- 車間距離も、今日こういう場所だから意識しているんじゃなくて、普段から多分広めに取ってるんだろうな〜という感じがしたし、ブレーキを踏むのも早目だったし。
- 小塚:
- 実はウチの母が、結構ブレーキをギリギリで踏むんです。隣で乗っていると、怖いじゃないですか。だから自分は、ちょっと早目に踏んだほうがいいなと思って。
- 竹岡:
- なるほど、お母さんが反面教師だったんですね。そういえば、さっきデトロイトとおっしゃったけれど、1年の3分の1以上は海外にいらっしゃるんですよね。どこへ行っても結構運転しているんですか?
- 小塚:
- 最近、国際免許を取ってからは、運転してますね。
- 竹岡:
- 行ったり来たりだと、左側、右側通行に慣れるの大変でしょ?
- 小塚:
- どっちかに寄っちゃったりすることはありますよね、やっぱり。
- 竹岡:
- 私も海外では、センターラインが左肩ってずっと唱えながら運転してますモン。撮影とかで、Uターン繰返すとわからなくなってきちゃうから…。で、日本に帰ってきて成田空港から家までも、ものすごく緊張しながら運転するの。
- 小塚:
- 緊張する。する! あとは、左、左、左って、帰ってきたら、ずっと自分に言い聞かせて。裏道に入っていったときが危険で、いつの間にか右に寄ってちゃってることが多いんですよね。やっぱり右に慣れちゃっているのかも。
- 竹岡:
- でも事故はナシ?
- 小塚:
- 事故は…、あっ、1回だけ擦ったことがあります。タイヤだったんですけど、やっぱりカーブでちょっと寄り過ぎちゃったみたいな…。
- 竹岡:
- でもそれだけなら優秀。やっぱり慎重派だからかな。慎重と言えば、今日もドライビングポジションをチョコチョコ調整してましたよね。やっぱりアスリートだから、スケートのときのポジションとかと同じで、いろいろ気になるのかな? と思ったんだけど。
- 小塚:
- いつも運転している高さに合わせたいなと思って、それでシートを上に上げたり、下に下げたり、ハンドルを上げたり下げたりして。
- 小塚:
- まずは上下。低いのがすごく怖い。だから僕、海外で運転するときは絶対SUVを選びます。何か安心するんですよ。上から見られるから。
- 竹岡:
- なるほど。でも失礼だけど、その年齢で、そういうことをちゃんと意識している人って、少ないですよね。
- 小塚:
- あ、そうですか?
- 竹岡:
- そうですよねぇ、神野チーフインストラクター(以下神野CI)。少ないですよね? 若者なのに、アイポイントが高いって言葉が出てくるのは。
- 神野:
- 自然に身についたものだと思うんですけれど、自分のクルマがどう動いているのか、真上からみた図を常に意識して走るのが理想状態なんです。お話を聞いていて鋭いな〜と思いました。多分スケートでも上から俯瞰した方が、自分の動きがきちんときれいに見えているんじゃないですか?
- 小塚:
- ジャンプを飛んでても、いつもの真っ直ぐの感覚のときよりも、ちょっと左に外れているとか、これは前のめりだとかというのはわかりますし、ビデオで見て、いま自分の角度がどうだったかとか、そういうのを照らし合わせていくと、いろんなパターンが体の中で生まれてくるじゃないですか。こうなっているときはこういう感じになっているんだとか、そういうイメージ図は何となく頭の中で描けますね。
小塚選手と神野CIとのやり取りを聞いていると、一流アスリート同士の会話のように聞こえてきました。やはり頂点を極めた方は、違う種目でも同じような感覚をお持ちなのかもしれませんね。しかし、ブレーキ踏んで「ウケる」って…!? いうのにはビックリ! 小塚語録まだまだ登場しそうです。
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