 
今回、續さんにはモビリタで受講できるスタンダードな講習メニューを体験してもらった。神野チーフインストラクター(以下、神野CI)によるオリエンテーションの後、運転席からの死角の確認や運転姿勢のチェック…と講習メニューを進めて行く。 「楽しかった…けど、緊張して、どうしようかと思った!」
モビリタの体験後、このように續さんが叫んだのは「高速フルブレーキング(※1)」だ。実生活ではなかなか行うことのない(そんなケースに陥ってはならない)この講習は、最高速度100km/hで走行後、決められた地点で極限までのフルブレーキングを体験する。危険の度合いを把握すると共に、フルブレーキ体験を身にしみ込ませることによって、万が一の時に対処できるようにするのが大きな狙い。
「スピードを出すこと自体はいいんですが、ブレーキを踏むことを考えると怖くて。緊張して規定の地点まで我慢できなかったんです」
續さんは80km/hのスピードを出して行った高速フルブレーキングの1回目、規定の地点よりも早くブレーキを踏み込んでしまった。また、ブレーキをおもいっきり踏み込むことも躊躇してしまっていた。
この言葉に対し、講習を担当した神野CIは續さんに「ブレーキを踏むよう指示された地点の手前でブレーキを踏んだでしょう。大正解、それでいいんですよ。一般道路では、危ないと思った瞬間にブレーキを踏むべきだから。それくらい續さんはいつも、安全に安全にと運転しているのでしょうね」
「もうひとつ、一回目でブレーキが踏み切れなかったのは、むしろいいこと。何度できなかろうが、最後の最後にできるようになれば、それが経験になる。むしろ何ができなかったのかを認識することが、さらなる運転の上達につながるのだから」(神野CI)と賞賛した。
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