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| '00 ESSO FORMULA TOYOTA SERIES ROUND 5 |
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●スポーツランドSUGO/17周 ●予選/7月29日(土)晴れ/ドライ/観客数:8,500人 ●決勝レース/7月30日(日)晴れ/ドライ/観客数:37,600人 |
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スタートの遅れは帳消しに、逆転後は独走! 後藤聡が今季初の東北決戦で3勝目を挙げる |
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◆QUALIFY◆
激戦続くエッソ・フォーミュラトヨタも、シリーズのちょうど折り返し地点を迎えることとなった。その第5戦は、今季初のみちのく決戦として、まさに夏真っ盛りのスポーツランドSUGOで行われた。
その予選は2度に渡って赤旗が出されるほどにエキサイトしたものの、上位陣の顔ぶれは普段とそれほど変わらず。最初の赤旗中断前にトップタイムをマークしていたのはルーキーの小暮卓史だったものの、再開された後のアタックで唯一1分23秒台をマークしてポールポジションを奪ったのは、誰あろう後藤だった。 これに続いたのは伊藤健二で、3番手は小暮……のはずだったが、予選の最中にメカニックが給油してしまうミステイクがあり、全タイム抹消のペナルティが課せられてしまう。不運にも今回は予選落ちがあるため、小暮は断腸の想いでサーキットを去る羽目に。繰り上がって3番手につけたのは開幕戦ウィナーの信清友邦だった。 った。 ◆RACE◆ 予選を遙かに上回り、まさに猛暑の中で行われた決勝レース。フロントローに並んだ後藤と伊藤が揃って「ここに勝負を賭けている」と語ったスタートは、後藤がやや出遅れてしまい、伊藤がまずはトップに浮上する。両者の間隔は周を追うごとに広がっていくが、そのピークは4周目。いったんは1秒ほどにも達したが、逆にそれ以降は後藤が差を詰めていく。 そして、運命の分かれ道となったのは、8周目になってヘアピンからHPコーナーのあたりまでオイルが撒かれてしまったこと。伊藤のペースが落ちたことを知った後藤が勝負に出たのは10周目の1コーナー。ここで難なく後藤はトップに立って、今度は伊藤を引き離しにかかる。「不安定な状況に対処しきれなかった自分の甘さを感じました」と伊藤は語るも、今回はむしろ後藤の奮闘を誉めるべきだろう。何しろ、そんな状況下においてもしっかりと終盤にファステストラップをたて続きに出しているのだから。 ひとり独走態勢となった後藤の背後では、2番手争いと4番手争いが激しく演じられていた。まず2番手を争い合ったのは伊藤と信清。しきりにプレッシャーをかける信清だが、「明らかに僕はSPコーナーが遅かった」ため、伊藤に最後まで封じ込められてしまう。一方、4番手は横溝直輝と友森雄一、そして坂本祐也の間で争われたが、ここも最後まで順位の変動なきままレースを終えることとなった。 最後は6秒半もの差をつけて逃げ切った後藤は、これで今季3勝目。もちろん、ライバルに対してポイント差をさらに広げたことは言うまでもない。また、2位の伊藤も3位の信清も久々の上位入賞。このふたりが勢いを取り戻しただけに、後半戦はさらに盛り上がることを期待したい。 ◆WINNER'S COMENT◆ はっきり言ってスタートは失敗しました。その上、最初のうちは前のレースで出たタイヤかすがライン上に乗っていたんでペースを上げられず、(伊藤)健二君の先行も許してしまいました。ただ、しばらくしてラインを少し外せばいいということに気がついて、それからは差も詰められて。さらに7周目ぐらいからコースにオイルがかなり出たんですよ。それに健二君は少し動揺しちゃったのかもしれませんね。一気に差を詰めた後は、躊躇なく前に行かせてもらいました(笑)。それと、ここが勝負だと思って厳しい状態の中で攻めていったのも良かったと思います。それにしてもSUGOで勝てて嬉しい。次の鈴鹿は信清君が今回の3位で勢いを取り戻したこともあり、確実に来るでしょうが、絶対に勝ってみせますよ! ◆WINNER'S PROFILE◆
● 後藤 聡(ごとう さとる) 今季初の連勝を飾り、早くも3勝目を挙げた後藤聡。今やその速さ、強さは現在のフォーミュラトヨタでは別格とまで言われるほどになった。もちろん、ポイントランキングではダントツのトップにつけている。ところで、その後藤にとって、フォーミュラトヨタは今年が3シーズン目。だが、常に好位置につけ、完走さえすれば必ずと言ってもいいほど上位につけるのだが、なぜか不運な結果に見舞われることも多かったため、過去2年間はいずれもわずか1勝を挙げるに留まっていた。だが、今年はもはやそんな印象は微塵にも感じられず、安定感も身につけた今はまさに鬼に金棒も同然だ。 その後藤は、最近では珍しい2輪レースからモータースポーツの世界に身を染めたドライバー。大学在籍中に2年間挑み、その後しばし活動を休止。改めて挑戦したのは96年からで、新たなるチャレンジの場として4輪レースを選んでいる。ザウルスジュニア東北シリーズでチャンピオンを獲得し、翌97年にはFJ1600に転向。各地のシリーズに積極的に参戦し、ホームシリーズとした東北シリーズでは2位に輝いている。その実績を携えて、98年にフォーミュラトヨタへステップアップ。開幕戦ではデビューウィンの偉業を果たし、シリーズランキングでは4位となる。が、前述のとおりその後の優勝にはなかなか恵まれず、2勝目の獲得は昨年の第2戦。しかも、ランキングでは7位に留まっていた。が、今年は流れを自らの手で変えつつある。 ちなみに所属するル・ボーセ・モータースポーツはご存知のとおり、元F1ドライバーの片山右京が監督を務めるチーム。今回も見守る中で優勝しただけに、まさにご満悦の極みともいえる笑顔を見せていた。 |
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選手権 ポイント表
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