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| '00 ESSO FORMULA TOYOTA SERIES ROUND 6 |
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●鈴鹿サーキット/12周 ●予選/8月26日(土)晴れ/ドライ/観客数:17,000人 ●決勝レース/8月27日(日)晴れ/ドライ/観客数:35,000人 |
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ついに止めた、伊藤健二が後藤聡の連勝を! 2年ぶりの優勝はポール・トゥ・ウィンで |
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◆QUALIFY◆
毎回、目の覚めるようなバトルが続いているエッソ・フォーミュラトヨタも、いよいよシリーズの後半戦に突入。その第6戦は開幕戦以来の鈴鹿が舞台である。暦の上では既に秋を迎えたことにはなっているが、コンディションは依然として夏真っ盛り。まだ厳しさも残る暑さに、どう対処するかも勝負の分かれ目となった。 「クリアラップも取れたし、早いうちにタイムを出しておこうという狙いも大正解。だけど、ベストラップを出した周も完璧じゃないんですよ。ほんの少しだけど、ミスもしています。そうは言っても久々にポールが取れたし、新品タイヤも使わずに済んだので、暑くなったらやっぱり僕が一番有利でしょう。また後藤さんとの一騎討ちになりそうですが、今回は逆にやり返したいですね」と伊藤健二。一方の後藤は「一番肝心な時にミスもしているし、ヘアピンで引っかかってもいるんで、今回はやられましたって感じですね」と、フロントローに留まってもなお、悔しそうな表情を見せていた。 こ予選3番手につけたのは、昨年の暮れにここ鈴鹿で行われたFJキング・オブ・キングス決定戦を制した伊藤基司。4番手には横溝直輝がつけ、5,6番手はルーキーの上村純一と吉本大樹。また、開幕戦を制した信清友邦は7番手に留まったものの「アタックのタイミングを逸しただけで、調子は悪くない。ホームコースの鈴鹿だから、見せ場を作ってみせますよ」と、追い上げを力強く誓っていた。 ◆RACE◆ 決勝レースは、予選とほとんど変わらぬコンディションで行われることになった。ということは、ポールシッターの伊藤健二にとっては、願ってもない状況ということになる。注目のスタートをまたしても決めたのは伊藤健二。逆に後藤はやや出遅れ、オープニングラップだけでコンマ8秒の差をつけられてしまう。しかし、その後藤も後続を引き離し、前回同様マッチレースの様相を示していく。 一方、2周目に入って間もなく3番手に躍り出たのは横溝。2コーナーでかわされてしまった伊藤基司は、さらにカシオトライアングルで信清と接触し、ともにリタイアを喫してしまう。そのアクシデントとも相まって、横溝も単独走行に持ち込んでいく。また、これで漁夫の利を得たのは吉本と工藤和明。予選9番手からのジャンプアップを果たした工藤は勢いそのままに吉本にも迫り、5周目には逆転に成功する。 そんな後続の激しいバトルが続く間も、伊藤健二と後藤は緊張感みなぎるトップ争いを続けていた。だが、後藤も必死にプッシュを重ねるが、差は一向に縮まらない。逆にこちらがペースを上げれば、向こうもペースを上げるという展開に終始してしまう。終わってみれば、伊藤健二がポール・トゥ・ウィンを飾ったばかりか、ファステストラップも樹立のグランドスラム。ランキングでも2位に躍り出ることに。「今回ばかりは完敗です」と後藤に言わしめたほど完璧なレース展開を見せていた。3位は横溝で、初めての表彰台ゲットに成功。また、昨年のこのレースで優勝した工藤が4位に入り、久々の上位入賞を果たすこととなった。 ◆WINNER'S COMENT◆ スタートは今回もバッチリ決まりました! やっぱり新品タイヤを使えたマージンはあって、序盤のうちにリードを広げることもできました。レース全体を通して見ても、タイヤを労りつつ、終始安定して走れたと、我ながら思います。途中コースに砂とか出ていたけれど、前回のようにペースを乱さずに済んでよかったです(笑)。それにしてもやっと、という気分です。本当に久しぶりの優勝ですからね。これまで鈴鹿は鬼門だったんですけど、こうやって勝てたことでかなり自信もつきました。この調子で残りのレースも頑張ります! ◆WINNER'S PROFILE◆
● 伊藤健二(いとう けんじ) 激戦続くエッソ・フォーミュラトヨタに、今季4人目のウィナーが誕生した。シリーズ序盤は不運な展開が続いていたが、開幕前からチャンピオン候補のひとりと称されていた伊藤健二が、実力を久々に遺憾なく発揮することとなった。 伊藤にとって最初のモータースポーツはカートレース。13歳になった90年に、デビューレースでいきなりポールを獲得しているのだから、非凡な才能の片鱗はその時点からすでにあったのだろう。翌91年には地元コースでシリーズタイトルを獲得した後、地方選手権、全日本選手権へと順調にステップアップし、数多くの上位入賞を果たしている。そして、18歳になって間もなくESSO RACINGのオーディションを受けたことが、彼にとって最大の転機となった。無限大の可能性を高く評価され、翌年からフォーミュラトヨタに挑むことになったからだ。期待に応え、96年には2位1回、3位1回でシリーズランキングの7位に。97年は表彰台ゲットは3位が一度のみだったが、それでもシリーズランキング8位につけている。 ESSO RACINGとの契約はこの年限りだったものの、まだ完全燃焼しきれていなかった伊藤の熱意を汲んだのが、現在も所属するチーム・トムス。98年はスポットで6戦のみの参戦だったが、3戦連続ポールポジション獲得と、ついに初優勝を飾り、ランキングこそ9位だったものの、その実力をより強く評価されるまでになった。99年に全日本F3出場のチャンスを与えられたのは、その何よりもの証明と言えよう。 そして、久しぶりの本格参戦となった今年は、前述のとおりシリーズ序盤は厳しい展開が続いていた。だが、前回の菅生で破れたりとはいえ、ランキングトップの後藤聡と互角に渡り合い、2位につけたことで再び勢いを取り戻したのは間違いない。そして、このレースで2年ぶりの優勝を飾ることに。しかも、この優勝でランキングも2位に浮上。ラスト4戦でどれだけ後藤を苦しめられるか、注目したいところである。 |
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選手権 ポイント表
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