SUPER GTファミリー観戦記

1日まるまるGTを楽しんじゃおう


TOYOTAファンシートをフルに活用したレース観戦術を紹介

 日本一の人気を誇るSUPER GTシリーズの第3戦が5月3日(土)・4日(日)の両日、富士スピードウェイで行われました。毎年、ゴールデンウイークに開催されるこのレースは今年もたくさんの観戦客で賑わっていました。このSUPER GTをめいっぱい楽しむための“お楽しみ観戦術”をTOYOTAファンシートで観戦している家族に教えてもらいました。
 TOYOTAファンシートは、応援グッズプレゼントやドライバーアピアランスなどうれしい企画満載のお得なチケットです。スタンプラリーに参加してスタンプを集めると抽選で素敵な賞品が当たる特典もありますよ!


6歳でレース観戦歴3年のチビッコGT博士がご案内!

 さて、SUPER GTの日曜日の楽しみ方を教えてくださる家族は、こちらの小沢さんご家族。パパの小沢正人さんは、若い時から“ハチロク”(カローラ/スプリンターのスポーツバージョンの型式AE86からついた通称)やセリカを乗り継いできたトヨタ党。セリカに乗っている時はちょうど WRCでセリカが大活躍していた時で、すごく応援していたそうです。ママの眞里さん、6歳の将大くん、4歳の明日香ちゃんの4人家族です。4人ともペトロナス・トヨタ・チーム・トムスの大ファンで、今日も当然、ゼッケン36のトムスを応援しに来ました。
 将大くんの初レース観戦は何と2歳の時、普段からテレビの「激走!GT」やDVDでしっかり勉強中。今ではドライバーは当然のこと、監督の名前も覚えているというGT博士です。明日香ちゃんのサーキットでの楽しみは、レースはもちろんとして、それに加えてレースクイーンのおねえさんたちのカラフルで華やかな衣装を見られることだそうです。

 

07:30

TOYOTAファンシート受付からシートを確保

TOYOTAファンシート受付開始。座席はエリア指定券なので、よい観戦ポイントは早い者勝ち!受付では応援グッズ、スタンプラリーのスタンプ押印をして座席へ。

ファンシートで場所を確保。小沢さん一家が応援するトムスのピットのほぼ正面に位置するパーフェクトな席が得られてひと安心です。

   
09:00

まずはフリー走行を応援

フリー走行スタート。レースカーを決勝に向けてチェックする走行です。「がんばれー!」一家はトムスのレースカーが快調に走っている様子を見て決勝に期待が持てます。他チームのSC430やGT300クラスのIS、MR-Sもトラブルなく走っていました。

フリー走行が終わったら、一家全員で移動。歩いて行く先は……イベント広場のGTオフィシャルステージです。ステージへの途中には売店や展示ブースなどが並びます。

[フリー走行解説]
フリー走行という走行時間は、各チームのレースカーを走らせてクルマの仕上がりを確認・調整する時間枠です。決勝日朝のフリー走行は、レース本番を前にした最後の走行枠なので、ここでのクルマの仕上がりがレース本番に大きく影響する大事な走行です。

   
10:00

イベントステージをウォッチ、そして、パドックでうれしい展開

GTオフィシャルステージでは「激走!GTトークショー」と題してテレビでおなじみのメンバー+ドライバーで盛り上がっていました。スゴイ人ごみですね。今回の出演者にはTOM'Sのドライバー、脇阪寿一選手もいます。ステージをいいところで見るには場所取りが必要です。

続いてピットのあるサーキット内側、パドックへ移動します。ここドライバーやチームの活動の拠点となるエリアで、パドックパスを購入することで入場できます。レース観戦の達人はパドックで選手やチームの様子をチェックします。また、忙しい時を外せば、選手や監督もサインや写真撮影に応じてくれますよ!


レース前のミーティング終わったところのようでした。脇阪選手がピットに向って歩いています!「脇阪選手!」将大くんと明日香ちゃんの声に脇阪選手、気付いてくれました。今日ファンシートでもらった応援グッズにサインをもらい、記念写真を撮らせてもらいました。ラッキー!


GT博士の将大くんの狙いはもうひとつあります。監督は選手に比べて比較的時間があることが多いのです。「あっ、関谷監督だ!」。GT博士の将大くんは監督の名前もバッチリ覚えているので、すぐさま関谷正徳監督のところに行きサインをお願いし、写真もお願いすると……。監督が脇阪選手を呼んでくださいました。これはうれしい展開ですね。

[パドック解説]
パドックはレースに出場するチームが、車両やパーツを待機させておくエリアで、SUPER GTの他にもこの日出場するレース全チームのレースカーがあります。もちろん、選手、監督をはじめとするチームの関係者も1日の大部分をパドックですごしていますので、選手に合うにはパドックがおすすめです。パドックに入るにはパドックパスという特別のチケットが必要です。レース観戦券と同様に購入できますので、各サーキットにお問い合わせください。

   
10:35

いざピットウォークへ

ピットウォークの時間になりました。ピットウォークはレース前のピットを見学できるサービスタイムです。パドックパスがあると入場できるほか、ピットウォーク券でも見学が可能です。

ピットウォークは手軽にピット見学が楽しめるので、いつも大混雑……。「パドックでサインをもらえたので」パパの判断は、レースに向けて体力を温存することにして、ピットウォークでは雰囲気を楽しむことにしました。将大くんもその判断には賛成、明日香ちゃんが好きなレースクイーンのおねえさんやマスコットキャラクターを中心に見ていくことにしました。

[ピットウォーク解説]
ピットウォークは、走行前のピットを開放するファンサービスです。各チームの選手がサインや撮影に応じてくれたり、プレゼントを配布したりしています。ピットウォーク参加にはピットウォーク券が必要になりますが、比較的安い値段(1000〜1500円程度)のため毎回売り切れとなり、かなりの混雑が予想されます。パドックパスを持っていると入れる場合もあります。ピットウォーク券の購入、入場方法はサーキットによって違います。詳しくはサーキットにお問い合わせください。

   
11:45

今日の目的の1つ!ドライバーアピアランス

ピットウォークが終わり、ファンシートへと戻ってきました。十分楽しんできましたが、このあと、もうひとつレース前のお楽しみがあります。

それはTOYOTAファンシート最大の目玉、ドライバーアピアランス!11:45にスタートです。選手がファンシートまで来てレース直前の情報や意気込みを語ってくれます。今回は脇阪選手、ゼント・トヨタ・チーム・セルモのリチャード・ライアン選手、トヨタ・チーム・ツチヤの石浦宏明選手でした。脇阪選手の面白トークに、ライアン選手の自信に満ちたコメント、若手ながらGT500を戦う石浦選手のお話に将大博士がうなずいています。

   
12:15

昼食タイム

レース前に十分楽しんだところでお昼ごはんの時間にしましょう。明日香ちゃんとパパは席で待機、ママと将大くんはメインスタンド裏のショッピングテラスでお買い物。

今日のメニューは、焼きそば2人前、肉まんふたつとデザートのかき氷、メロン味といちご味です。日差しの中、歩き回ったから冷たいものが食べたくなりますね。


「いただきま〜す」っていきなり、かき氷を食べ始めるチビッコふたり。溶けてしまうので、デザートから先に食べる変則パターンです。

   
13:30

決勝レースの観戦へ

さて、いよいよ決勝レースの時間が近づいてきました。トムスの白と緑のクルマがグリッド上で最後の確認、準備が行われているのをじっと見守ります。

グリッド上の車両の前にはふたりのドライバーもいて時々、こちらに手を振ったりしてくれています。パパはカメラで、将大くんはビデオでその様子を記録中。明日香ちゃんはひと休み中です。

   
13:50

決勝レースがスタート

ついにレースがスタートします。一旦走り出したレースカーは隊列を整えたまま走行し、走行しながら競技が始まるローリングスタート方式を採用。いざ出陣という瞬間、みんなで旗を振って応援します。みんな真剣な目で応援しています。

スタートからSC430勢は好調。トムスも順位を上げていきます。「お、抜く?抜く?」「あ、抜いた!」「やったぁぁー」オーバーテイクのシーンにママと将大くん、大喜び。

   
15:40

ヘアピンで観戦、まるでピクニック

レースは1回目の給油が終わり、展開が少々落ちついてきました。「走りがみたいね」という将大くんとパパはヘアピンの観客席へと移動します。ヘアピン観客席はメインスタンドから距離が少し離れていますが、コースを渡るトンネルを通るだけとアクセスは簡単。子供連れでも移動しやすいエリアです。

ヘアピンには仮設スタンドも用意されていますが、パパのおすすめはこちらの土手側のフィールド。フィールド席では「レースカーのヘアピンへの飛び込みがチェック」できます。ブレーキングでレースカーの仕上がりもわかるかも?


さらにスタンド席の後には順位表示タワーが見えるので、順位の確認もすぐできて便利です。ちなみにこの時はセルモとトムスのSC430が1、2 位でした!「ヘアピンでの走りがキマッているクルマを見ると、だいたいは順位が上のことが多いですね」とパパの印象です。

「こっちの方がレースカーのアクションが見える!」とチビッコ博士も納得のヘアピン観戦。天気も良かったので、ヘアピンでのレース観戦はまるでピクニックのような気分。「ママと明日香ちゃんも来ればよかったのに」と将大くんは思いました。

   
16:50

レースも大詰め

レースも大詰め。このまま順調にゴールしてくれるかな?どきどきしながら最後の展開の行方に注目です。

   
17:05

大声援のゴール

長かった500kmのレースもフィニッシュを迎えました。レースはセルモとトムスのSC430が1-2。GT300クラスでもライトニング マックィーン apr MR-Sが優勝と、精いっぱい応援した甲斐がありました!小沢さん一家も声を上げて喜んでいます。「SC430の1-2だ!」

   
17:20

夕食を調達

帰り支度が整ったら、少しずつ寄り道しながら駐車場へと向います。お腹が空いた時にすぐ食べられるように夜ご飯を買っておきます。「昼には並んでいたお店も、帰りの時間はすぐ買えるのでいいですね」。ここでは蒸したてほかほかのわっぱ飯を購入。おいしそ〜。

   
17:30

表彰式を観覧

メインスタンドの表彰台正面に位置する場所に人だかりができていました。ちょうどGT500クラスの表彰式が始まったところです。「見たい!」「見たい、見たい!」。将大くんと明日香ちゃんはパパとママに抱っこしてもらって観ています。

   
18:20

もりだくさんな楽しい1日、帰り道は安全運転で

駐車場に到着。荷物を片づけて、トイレに行ったら、お家に向けて出発進行!もりだくさんでとても楽しい1日でした。バイバーイ!


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