レースの大部分を支配し、ミルウォーキーで二年連続の勝利を挙げたJ.ベンソン
6月22日(金)“ザ・ミルウォーキー・マイル”でNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第11戦「Toyota Tundra Milwaukee 200」が行われた。
今大会は公式練習から決勝レースまで一日で行われるワン・デイ・イベント。昼食を挟んで2回にわたって行われた公式練習でも“トヨタ タンドラ”勢は上位を占め、午後5時半からの予選では、同コースの予選コースレコードを持つM.スキナーが今季7度目となるポールポジションを獲得。2番手にT.ボダイン、3番手J.スプレイグ、4番手には昨年このミルウォーキーを制しているJ.ベンソンが入り、“トヨタ タンドラ”は予選トップ4を独占する強さを見せて決勝へと臨んだ。
午後8時、1マイルオーバルを200周、2 00マイル(約320km)で競われる決勝レースがスタート。レース前半は、ポールポジションから逃げるM.スキナーが後続を引き離し、その後方で“トヨタ タンドラ”同士の激しいポジション争いが繰り広げられた。
しかし、レース後半に入ると、M.スキナーはハンドリングに問題を抱え、この隙を見逃さずにJ.ベンソンが首位を奪取。R.ホーナディ・Jr.(シボレー)の激しい追撃を受けながらも、レース後半を支配し、見事昨年に引き続き、ミルウォーキーでの2連勝を飾った。200周のレース中、M.スキナーとJ.ベンソンが199周に渡って首位を走行し、“トヨタ タンドラ”が圧倒的な強さを見せたレースとなった。
常にトップ3圏内での走行を続けたT.ボダインが3位、M.スキナーが4位でチェッカーを受け、“トヨタタンドラ”はトップ4に3台が入った。
次戦第12戦はブッシュ・シリーズとの併催で6月30日(土)テネシー州メンフィスのメンフィス・モータースポーツ・パークでナイトレースとして行われる。 |