9位でフィニッシュしたD.ブレイニーの“トヨタ カムリ”
7月29日(日)米国中西部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第20戦「Allstate 400 at the Brickyard」が行われた。世界3大レースの一つ「インディ500」の舞台でもある伝説の聖地における、“トヨタ カムリ”のデビューレースとなった。
28日(土)に行われた予選では、それまでの公式練習で苦戦を強いられていたB.ヴィッカーズが調子を上げ、“トヨタ カムリ”勢最高位の25番手グリッドを確保。27番手にD.ブレイニー、34番手にD.ロイティマンがつけた。最後尾43番手には、カップ・シリーズで2度のチャンピオン獲得経験を持つベテランT.ラボンテが入り、4台の“トヨタ カムリ”が決勝進出を決めた。
29日(日)午後2時20分、2.5マイルスーパースピードウェイを160周(400マイル・644km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
25番手グリッドからスタートしたB.ヴィッカーズは、レース序盤から順調にポジションを上げ、一時は2番手を走行。しかし、その後電気系のトラブルとハンドリングの不調に見舞われてしまった。チームは懸命な努力でレースを続行したが、B.ヴィッカーズは21位でレースを終えた。
一方、27番手スタートのD.ブレイニーも好調な走りを見せ、序盤の50周を終えた時点でトップ10争いに加わった。その後も上位争いを繰り広げたD.ブレイニーは、見事9位でチェッカー。トップ10フィニッシュを果たした。
T.ラボンテは30位でフィニッシュ。D.ロイティマンは序盤エンジントラブルに見舞われ、 38位に終わった。
次戦第21戦は8月5日(日)米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで開催される。
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