接近戦でのトップ争いを展開するJ.スプレイグ(左)とM.スキナー(右)
10月20日(土)マーティンスビル・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第21戦「Kroger 200」が行われた。同コースでは3月に第4戦が行われており、M.スキナーがポール・トゥ・ウィンで勝利、T.ボダインが2位で続き、“トヨタ タンドラ”は1−2フィニッシュを飾っている。 19日(金)午前11時から2回の公式練習が予定されていたが、降雨のためにスケジュールが遅れ、1度のセッションで行われた。このセッションでは“トヨタ タンドラ”のJ.スプレイグがトップタイムをマーク。チームの地元レースとなるT.クックが3番手につけた。
20日(土)はうって変わって好天に恵まれ、午前11時10分から行われた予選では、好調なJ.スプレイグがポールポジションを獲得。僅差でランキング2位につけ、タイトルを争うM.スキナーは2列目4番手グリッドから決勝へ臨むこととなった。
午後3時、0.526マイルのショートオーバルを200周(105マイル:約170km)で競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのJ.スプレイグが好スタートを切り序盤戦をリード。しかし、25周目に出たイエローコーションで、上位陣が一斉にピットインする中、 24番手スタートのT.クックがコース上に残り、首位を奪取。このギャンブルは功を奏し、T.クックはその後108周に渡ってレースをリードすることとなった。 また、その後方には、J.スプレイグとM.スキナーが続き、“トヨタ タンドラ”が1−2−3体制を確立。135周目に、T.クックの隙をつきM.スキナーが首位を奪い、J.スプレイグがテール・トゥ・ノーズでこれを追う首位攻防戦を繰り広げた。 クラフツマン・トラック・シリーズ3戦目の出場となった元F1チャンピオンJ.ヴィルヌーブは、27番手スタートから14位までポジションを上げていたが、158周目に他車に接触され、激しくクラッシュ。J.ヴィルヌーブは無事だったが、車体は大きなダメージを受け、リタイアを余儀なくされてしまった。 さらに、このクラッシュで出されたイエローコーションからの再スタート直後、7位を走行していたT.クックは、前走車のスピンに巻き込まれ、無念のクラッシュ。修復のために長いピットインを強いられ、コースへは復帰したが、29位に終わった。 チェッカー目前となった192周目には、赤旗中断となるほどの大クラッシュが発生するなど、大波乱のレースとなったが、135周目に首位に立ったM.スキナーは、そのまま一度も首位を譲ることなく、トップでチェッカー。今季5勝目、“トヨタ タンドラ”にとっては今季11度目となる勝利を飾った。続いてJ.スプレイグが2位でチェッカーを受け、“トヨタ タンドラ”は1−2フィニッシュ。200周のレース全ての周回で“トヨタ タンドラ”がトップを守り、完全勝利を飾った。 この結果、トヨタは4戦を残してクラフツマン・トラック・シリーズのマニュファクチャラーズチャンピオンを確定。また、M.スキナーは再びドライバーズポイントランキングで首位に浮上した。
次戦第22戦は10月27日(土)アトランタ・モーター・スピードウェイでネクステル・カップ・シリーズとの併催で行われる。
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