フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)運営事務局、トヨタテクノクラフト(株)およびトヨタ自動車(株)は、 2008年のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(以下、FTRS)の開催内容を決定した。
1995年にスタートしたFTRSは、トヨタのドライバー育成プログラム「TDP」の基幹プログラムとして、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍出来るレーシングドライバーの発掘・育成と、正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目指している。講師は、日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳が校長を務め、その他経験豊富なトヨタ系レーシングドライバーがマンツーマンに近い状態で直接指導にあたる。
FTRSは2泊3日の合宿形式とし、その内容は座学から始まり、実走行においてはシフトチェンジなどの基礎からの徹底した指導から始まるため、4輪経験のない参加者にも安心のプログラムとなっている。また最終日には模擬レースを実施するなど実戦に役立つプログラムも用意されている。募集対象は、14歳以上のカートレース出場経験者、又は4輪レース出場経験者であれば誰でも申し込み可能となっている。
また、今季のスクールにおいて、来シーズンのレース参加に対するスカラシップ対象者を選抜し、将来性ある若干名のドライバーに対する全面的及び一部支援と育成を行っていく。なお、本スクールは当初3回の開催を予定していたが、予定を変更し1回に集約して実施する。 |