ニュース

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【6月9日号】

TDPドライバー平手晃平が
フォーミュラ・ニッポン第4戦で2度目の表彰台獲得


F1世界選手権


 F1世界選手権第7戦カナダGPが6月6日(金)から8日(日)に渡って、カナダ・モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催された。
 前戦モナコGPで日本人ドライバーとして初めて入賞を果たし、今季3度目のポイントを獲得したTDPドライバー中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)は、更なるポイント獲得を目指し、北米大陸での遠征戦に挑んだ。

 7日(土)の予選前に行われた公式練習3回目では、中嶋は5番手タイムをマーク。続いてノックアウト方式で行われた予選では、第1セッションを8番手の好タイムで通過し、初の第3セッション進出への期待がかかったが、第2セッションでは僅か100分の4秒届かず敗退。12番手グリッドとなった。

 8日(日)に行われた決勝レースは、大きく荒れたレースとなった。18周目にセーフティカーが導入されると、上位陣が一斉にピットイン。コースに残った中嶋は、一時は2位までポジションを上げた。その後ピットインを経て、ポイント圏内での走行を続けた中嶋だったが、8位走行中の46周目、ヘアピンの荒れた路面に足をすくわれ前走車に接触。壊れたフロントウィングを交換すべくピットロードへと向かったが、フロントウィングが車体下部に潜り込み、コントロールを失ってピットウォールにクラッシュ、レースを終えた。



ドライバー 車番 第7戦 第7戦終了時のポイントランキング
予選 決勝
中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ) 8 12番手 リタイア 11位(7ポイント)



Formula Nippon


 6月7日(土)、8日(日)の両日、フォーミュラ・ニッポンの第4戦が岡山県の岡山国際サーキットで開催された。今季のフォーミュラ・ニッポンには、ルーキードライバーとしてTDPドライバーの平手晃平(TP Checker IMPUL)と石浦宏明(Team LeMans)が参戦している。
 狭く、テクニカルな岡山国際サーキットでフォーミュラ・ニッポンが開催されるのは初開催の昨年に続き2度目となるが、石浦は全日本F3時代に同サーキットでF3でのコースレコードを保持しているなど、得意とするサーキットだけに、前日の公式練習から好調ぶりを発揮し、予選、決勝へと挑んだ。

 7日(土)午後2時35分からノックアウト方式の予選がスタート。予選第1セッションは平手が7番手、石浦が8番手で通過。予選第2セッションでは石浦が3番手の好タイムをマークし、初の最終セッション進出を決めた。平手も5番手に付け、開幕から4戦連続での最終セッション進出。
 最終セッションでも石浦が快走を見せ、自身最高位グリッドとなる3番手を獲得。平手は6番手グリッドから決勝に臨むこととなった。

 8日(日)午後2時30分に68周の決勝レースがスタート。石浦と平手はグリッド通り順当なスタートを決めたが、上位陣がトラブルやペナルティで後退する波乱の展開となり、6周目に石浦は2位浮上。 25周目には平手が3位で続き、上位争いを展開した。
 石浦は30周目、平手は32周目にピットインし、給油とタイヤ交換を行った。その後、続々とライバルがピットインを行い、ポジションを戻していったが、石浦は5位を走行していた46周目にサスペンショントラブルに見舞われ突然のスローダウン。そして、無念のリタイアとなってしまった。
 一方、平手はその後も見事な走りを見せ、波乱の展開となったレースを走り抜き、3位でチェッカー。第2戦以来となる、今季2度目の表彰台を獲得すると共に、3戦連続でのポイント獲得を果たした。



波乱のレースを3位でフィニッシュ。
今季2度目の表彰台を獲得した平手晃平
自身最高位の3番手グリッドから、一時は2位を走行するも、
トラブルで無念のリタイアとなった石浦宏明

ドライバー 車番 第4戦 第4戦終了時のポイントランキング
グリッド 決勝
平手晃平(TP Checker IMPUL) 20 6番手
3位
4位(27ポイント)
石浦宏明(Team LeMans) 8 3番手 リタイア 13位(7ポイント)



全日本F3選手権


 6月7日(土)と8日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで全日本F3選手権第5大会(第9、10戦)が開催された。
 同シリーズにはTDPドライバーとして、井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)、国本京佑(PETRONAS TEAM TOM'S)、ケイ・コッツォリーノ(Now Motorsports)の3名が全日本F3選手権クラスに、山内英輝(TOM'S SPIRIT)がナショナルクラスに参戦している。

 7日(土)午前10時45分から予選が行われ、ベストタイムで第10戦グリッド、セカンドベストタイムで第9戦グリッドが決定された。井口は第9戦でポールポジションを獲得。第10戦は3番手グリッドとなった。国本は第9戦、第10戦共に最前列2番手。コッツォリーノは、セッション中にコースオフを喫し、第9戦、第10戦共にナショナルクラスの1台を挟んでの10番手グリッドと、厳しい予選結果となった。
 前戦まで6戦連続でポールポジションを獲得してきたナショナルクラスの山内は、惜しくも連続ポールはならず、2戦共に2番手から決勝へ臨むこととなった。

第10戦では、国本(左)が2位、井口(右)が3位で表彰台を獲得

 午後4時13分に第9戦決勝(18周)のスタートが切られたが、ポールポジションの井口は、フォーメーションラップ終了後、グリッドに車体を停める際に、停止線をオーバー。ドライブスルーペナルティを受けることとなってしまった。2番手グリッドから好スタートでトップに立った国本も、フライングスタートと判定され、ドライブスルーペナルティ。2台共に大きく後退を余儀なくされた。
 10番手スタートのコッツォリーノは、中盤にスピンを喫するなど苦戦。後半はペナルティでの後退から追い上げてきた井口、国本と7位争いを繰り広げたが、コッツォリーノ7位、井口8位、国本9位でレースを終えた。
 ナショナルクラスでは、2番手グリッドの山内がスタートでエンジンストール。後半追い上げたが、逆転は叶わず、3位でフィニッシュした。

 8日(日)午後12時33分に25周で競われる第10戦決勝がスタート。ポールポジションのカルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TEAM TOM'S)に続き、2番手グリッドの国本、3番手の井口がトップグループを形成。後続を引き離しての首位争いを展開した。しかし、好調なヴァン・ダムを捉えることは出来ず、そのままチェッカー。国本が2位、井口は3位で表彰台獲得となった。
 10番手スタートのコッツォリーノはスタート直後にナショナルクラスの山内と接触。その後も狭く、追い越しの難しい岡山で苦戦を強いられながらも3つポジションを上げ、7位でフィニッシュした。
 ナショナルクラスの山内は、コッツォリーノとの接触でフロントウィングにダメージを受け、ポジションもダウン。それでも諦めずに上位浮上を目指したが叶わず、4位でチェッカーを受けた。


全日本選手権クラス


ドライバー 車番 第9戦 第10戦 第10戦終了時のポイントランキング
グリッド 決勝 グリッド 決勝
井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S) 37 1番手 8位 3番手 3位 2位(115ポイント)
国本京佑(PETRONAS TEAM TOM'S) 36 2番手 9位 2番手 2位 4位(94ポイント)
K.コッツォリーノ(Now Motorsports) 33 10番手 7位 10番手 7位 5位(85ポイント)

ナショナルクラス


ドライバー 車番 第9戦 第10戦 第10戦終了時のポイントランキング
グリッド 決勝 グリッド 決勝
山内英輝(TOM'S SPIRIT) 38 2番手 3位 2番手 4位 1位(62ポイント)



フォーミュラ・ルノー・2.0 ユーロカップ


 F3の下に位置するジュニアフォーミュラ、フォーミュラ・ルノー・2.0ユーロカップの第2大会が6月7日(土)と8日(日)の両日、イギリスのシルバーストーン・サーキットで行われた。 今季同シリーズには、TDPドライバーのアンドレア・カルダレッリ(SGフォーミュラ)が参戦している。
 毎戦多くのエントリーを集める同シリーズだが、今大会にも42台が出場。7日(土)に、2グループに分かれての予選が行われたあと、予選上位24台によるスーパーポールを実施。カルダレッリは3番手タイムをマークし、第1レースで2列目3番手グリッドを確保。第2レースのグリッドを決定するセカンドベストタイムでも2番手と好位置につけた。
 続いて第1レースが行われた。3番手グリッドのカルダレッリは好スタートで2位に浮上。後続の激しい追撃を受けたが抑えきり、第1戦第2レースに続く、今季2度目の2位フィニッシュを果たした。
 4日(日)に行われた第2レースでは、2番手グリッドのカルダレッリはスタートで1台先行を許し、3位でレースへ突入。激しく首位を争う2台の後方でチャンスを待ったが、そのまま3位でチェッカー。今季4レースで3回の表彰台獲得と安定した速さを見せ、ランキングでは首位に12ポイント差の3位につけている。


ドライバー 車番 第2大会 第2大会終了時のポイントランキング
第1レース 第2レース
グリッド 決勝 グリッド 決勝
アンドレア・カルダレッリ(SGフォーミュラ) 14 3番手 2位 2番手 3位 3位(34ポイント)

© 2008 TOYOTA MOTOR CORPORATION, All Rights Reserved.