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2007年3月27日
レーススーツを着ても緊張はしなかったんです、普通のテストの時と変わらない感じでした。ガレージにいると今迄と変わらないんですが、唯一GP週末と感じたのは外の人の数、マスコミの数ですね。そして日本人のファンが多いんですよ、入り口で待っている人たちの半分は日本人。ホテルからサーキットまでは歩いて来られるんですけれど、途中までは誰も僕に気がつかないんですが、入り口では凄い。 メルボルンでは、ほとんど街中は見てないんです、土曜日の夜に初めて市内でご飯を食べたくらい。印象としてはハワイっぽい。もっとイギリスっぽいと思っていたのがちょっとアメリカ的。天気は良いんですが、意外と涼しいんですよね。
金曜日の走行はさすがにテストより余計に気をつけました。でも、いざコックピットに入ると普段と変わらない感じでした。ドライのタイヤを1セットしかはけなくて、ウェットな路面状況では車の評価はあまり出来なかったというのが実状。自分の経験の為という感じで、無事に済んでほっとしました。今回、グランプリ週末の自分の役目、流れというのが分かりました。スケジュールが重なり、GP2のテストは欠席。しかし、ちゃんと結果はチェックしました。僕の車は悪くはなさそうだけど、決して飛び抜けて良いという感じではなかったですね。でもとにかく無事初めてのF1の週末を過ごせてよかったです。
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