　　2023年2月8日、今回で9回目となる「成果報告会」をトヨタ産業技術記念館にて開催しました。
　　感染症拡大防止の観点から、現地会場とオンラインのハイブリッド開催となりましたが、全国各地から、参加者132名
　　（現地参加：59名、オンライン参加：73名）の皆様にご参加いただき、大変有意義な報告会となりましたこと、
　　心より感謝申し上げます。

　現場改善活動に取り組んできた全国農業経営体の皆様の活動成果を、相互に共有することで、改善活動の促進と参加者のネットワーク
　づくりを目的としたイベントです。
　農業者の皆様に加え、活動にご協力いただいている自治体・関連会社の皆様にもご参加いただいております。

　■経営者会議（グループ討議）

　　　今回は、「生産基盤の強化と経営所得の安定」を討議テーマとし、経営者の方々が、現状の課題について意見交換を行いました。

　参加者の声

　　・各社様の具体的な取り組みを聞くことができ、大変参考になりました。（福岡県　稲作農業）
　　・他の農業経営体の改善活動について、普段はお話をくける機会が無いので、大変参考に
　　　なりました。（静岡県　露地野菜農業）
　　・色々な考え方と、具体的な方策について有意義な意見交換ができました。（愛知県　露地野菜農業）
　　・他の参加者との付き合いができて良かったです。（山口県　稲作農業）

　■リーダー会議（グループ討議）

　　　実務リーダーの方々が、「業務での困りごとや工夫」について意見交換を行いました。

　参加者の声

　　・他経営体の問題を共有することができ貴重な機会となりました。（愛知県　稲作農業）
　　・新入従業員への教育に役立つ情報が入手でき、自職場にも活かしたい。（石川県　稲作農業）
　　・他社の取組みを知ることができたとは、自社にとってプラスになります。（静岡県　露地野菜農業）
　　・各経営体が問題視していること（困りごと）を、自社ではスルーしているということに気づくことが
　　　できました。（沖縄県　施設野菜農業）
　　・他社リーダとの意見交換と、名刺交換ができたことは収穫。（多数意見）

　■改善事例発表（5経営体）

　　　各経営体の「現場改善」活動事例を発表いただき、意見交換を行いました。

　参加者の声

　　・どの経営体も「仕事を楽にしたい」という考えが、現場改善の糸口になっていると痛感しました。
　　　（長野県　畑作農業）
　　・社員が自ら改善に取り組む事例は参考になりました。（東京都　関係会社）
　　・どの事例も身近に感じ、興味深いものがありました。（岐阜県　自治体）
　　・参考になった事例（取り組み姿勢・対策　等）を、自分の職場でも試してみたいです。
　　　（石川県　稲作農業）

　■代表事例発表　石川県　(株)JAアグリはくい代表取締役　渡様

　　　現場改善活動をきっかけとした経営改善事例を発表いただき、気づき・学びの場となりました。

　参加者の声

　　・改善で得た成果を、従業員に還元することで好循環を生んでいる素晴らしい取組みと感じた。
　　　（東京都　関連会社）
　　・改善に向けての動きと現場の反応がとても現実的と感じた。（静岡県　露地野菜農業）
　　・「作業者」だけではなく「農業者」を育てる手立ては、大変勉強になりました。（新潟県　稲作農業）
　　・社長のストレートな改革（取組み）は、見習いたい。（石川県　稲作農業）
　　・播種作業の人数を減らす際の発想の転換の話、コロンブスの卵のような感じで受取りました。
　　　（鹿児島県　畜産(酪農)農業）

　■トヨタ産業技術記念館見学会

　　　トヨタ生産方式の考え方を、自動織機の歴史を交えて体感していただきました。

　参加者の声

　　・トヨタの原点である歴史や考え方を見ることができ勉強になりました。（石川県　自治体）
　　・織機の改良の過程が分かりやすかった。（山梨県　畜産(養鶏)農業）
　　・自働化の思想を現地現物で体験でき理解を深めることができた。（東京都　関係会社）
　　・事業の変革が理解でき、とても興味深かった。（愛知県　露地野菜農業）
　　・「楽をさせたい。」という思いが、効率化の第一歩であることがよく分かり勉強になりました。
　　　（山梨県　稲作農業）
　　・トヨタ生産方式を改めて振り返る機会となり勉強できました。（愛知県　稲作農業）

2023年8月頃：改善研修会
　　　　　　　　　　　　　　　※経営体の改善スキル向上と活動推進を目的とした研修会

2024年2月頃：第10回　成果報告会

トヨタ自動車による農業改善の取組み、およびサービスに関する情報は、こちらからご覧いただけます


現場改善ホームページ： https://www.toyota.co.jp/agri_genbakaizen/	お問合せ先：0120-59-8039