保全
保全とは、工場の設備・機械のメンテナンスや、調整・修理をおこなう部門のこと。特に操業中の調整・修理では、迅速に対策をおこなうレスキュー隊のような存在といえるでしょう。
保全には急なトラブルに対応する「突発修理」、定期点検などの「定期保全」、故障を防ぐ「予防保全」という3つの仕事があります。ここでは、設備・機械の保全を例に「突発修理」を、排水施設の保全を例に「定期保全」「予防保全」をご紹介します。
設備・機械の保全

突発修理は、まず調子の悪いところを素早く見つけることが大切。

調整・修理は素早さと共に確実性が求められるので、慎重に。

機械の制御プログラムを調整することもある。
施設の保全

定期保全として、設備の稼働状況を毎日チェックする。

工場から排水される水を実際に汲んで測定する。

予防保全は、工場全体の設備を止めないための大切な仕事。