インテークマニホールド成形の内製化

1998年(平成10年)に内製初として、ロストコア法によるインテークマニホールド(以下インマニ)の成形が開始され、翌年さらに製造コスト低減を目的に、2分割成形されたインマニを、振動溶着にてアッセンブリー化する振動溶着工法が導入され、現在の主流を占めている。

ガソリンタンクの樹脂化と内製化

2003年(平成15年)に内製初の樹脂製ガソリンタンクの量産化を九州工場で立ち上げた。成形方法としては、ブロー成形法(従来技術)を採用した。技術課題であった樹脂タンクからのガソリンの透過防止や衝突時の強度を満足するための材料開発・構造検討を経て、現在の量産工程を確立した。

射出-塗装工程直結化

バンパー成形において、製品加工不良の多くが「ブツ」という埃の付着によるものであった。この埃との隔離を目的に、成形工程と塗装工程間を短縮直結化し、さらにクリーン化することで不良率を減らし、省人効果を達成した。
2010年(平成22年)時点で、堤、高岡、田原、およびTMMC#2工場で稼動している。

このページの先頭へ