1981年モーターショー

第24回東京モーターショー

テーマ
「よりよい暮らし、確かなくるま」
開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月30日~11月10日
来場者数
1,114,200人
出展会社数
209社
トヨタ出展車両
「F-120 (高級FF車「ビスタ」「カムリ」)」「EX-11 (先進エレクトロニクス実験車)」「RV-5 (セダン感覚のRV「スプリンターカリブ」)」「AL-1 (小型バス、コースター)」「SV-2 (セリカベースのスポーティビークル)」「DV-1 (ウェルキャブ)」「クイックデリバリー (宅配専用車)」など
トヨタのテーマ
「新技術-時代はトヨタ」
特記
前回、出品車数が少なかったことを反省し、意欲的な出品物を開発して展示し、来場者の強い関心を集めた。オイルショック後、低経済成長、諸規制の強化により抑えられていたショーも、この頃から華やかさを取り戻し、海外からの参加も増加して国際色が加わる一方、国内各社とも最新技術を披露するようになった。
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1983年モーターショー

第25回東京モーターショー

テーマ
「くるま、いきいき ひろがる世界」
開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月28日~11月8日
来場者数
1,200,400人
出展会社数
224社
トヨタ出展車両
「FX-1 (最先端技術結集 スポーティ スペシャリティーカー)」「SV-3 (MR2のプレビュー車。ミッドシップ ニュースポーツ)」「TAC3 (センターライト、3シーターアクティブコミューター)」「CQ-1 (通信技術コンセプトカー)」など
トヨタのテーマ
「新技術-時代はTOYOTA」
特記
海外から6カ国、28社が参加し、国際色豊かなショーとなった。
トヨタは「WHAT'S NEXT?-新しい技術が新しい夢を見せてくれる-」をキャッチフレーズに参考出品車を乗用車6台、商用車5台を、技術展示ではFR、FF、4WD、MRの4タイプの駆動方式と10台のエンジンを展示した。
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1985年モーターショー

第26回東京モーターショー

テーマ
「走る文化 くるま新世代」
開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月31日~11月11日
来場者数
1,291,500人
出展会社数
262社
トヨタ出展車両
「AXV (超低燃費追求ファミリーカー)」「FXV (アドバンスド スポーティ4WDサルーン)」「WINDY CRUISER (オープンエア、マルチ4WD)」「MAN-BOW (つくば万博出展 3WDのEV)」「AMPHI TRANS21 (オールトヨタデザイン研作)」「トヨペット RK1.5型トラック (1956年型)」など
トヨタのテーマ
「Fun To Drive」
特記
国際化への対応として新たに国内・海外の記者への公開日が設けられるほど、人気ぶりが高まったショーとなった。各社とも参考出展車、展示方法とも前回より数段、規模と内容がレベルアップし、ランニングプロト車も出展し、近未来を予感させる場となった。
トヨタでは、モータースポーツコーナーをつくり、サファリラリーで総合優勝した「セリカ ツインカムターボ」と「トヨタ トムス 85C」も展示した。
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1987年モーターショー

第27回東京モーターショー

テーマ
「走る喜び。人とくるまのトキメキ未来」
開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月29日~11月9日
来場者数
1,297,200人
出展会社数
280社
トヨタ出展車両
「FXV-Ⅱ (1990年代の高級スペシャリティクーペ)」「AVXV-Ⅱ (「セラ」先行モデル、ガルウィングドア)」「GTV (ガスタービン搭載、パーソナルグランドツアラー)」「EV-30 (亜鉛・臭素バッテリー搭載、2乗りEV)」など
トヨタのテーマ
「Fun To Drive」
特記
ショーに先駆け、10月3~4日に自動車ジャーナリスト、専門雑誌記者を招待し、東富士研究所テストコースで東京モーターショー出展予定車の試乗会を実施。先進技術を実際にハンドルを握って体験してもらい、「技術に挑戦するトヨタの活力」をご理解いただいた。
ショーでも「FX-Ⅱ」が、高性能スペシャルティーカーに求められる多くの機能を持っていること、内外の雑誌などで紹介されたおかげもあり、来場者の関心が高く、ひと際熱い視線を集めた。
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フランクフルトモーターショー1987

開催会場
Frankfurt Messe
開催期間
9月8日~9月20日
トヨタ出展車両
「FXV-Ⅱ (1990年代の高級スペシャリティクーペ)」など
特記
トヨタ自動車創立50周年を契機に新しい「FUN TO DRIVE」を訴求しようと、東京に先駆けフランクフルトショーへ出展した。
トヨタは50年の技術の蓄積を生かした先進のテクノロジーとパフォーマンスを現実のものとした「FXV-Ⅱ」を出品し、華を競い合ったショーの中でも、技術の粋を集めたアドバンスカーとして好評を博した。

1989年モーターショー

第28回東京モーターショー

テーマ
「自由走。ハートが地球を刺激する。」
開催会場
千葉・幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
開催期間
10月26日~11月6日
来場者数
1,924,200人
出展会社数
338社
トヨタ出展車両
「4500GT」「S-2 XV」「SERA」「PREVIA」「RAV-FOUR」「DAYNAVISION」「LAND CRUISER」「EV-40」など
トヨタのテーマ
「Fun To Drive 自動車をとおして豊かな社会づくり-新たな挑戦(チャレンジ)」
「1990年代の自動車像とトヨタのクルマづくりの方向性を具体的に提示」
特記
会場が晴海の東京国際見本市会場から幕張メッセに移された初めての年であり、来場者数や出展会社数が過去最高となるなど、記録ずくめのショーとなった。
トヨタは、東京モーターショーを、豊かなクルマ社会を目指した自動車の可能性を提案できる機会としてとらえ、積極的に参考出品車や技術コンポーネントの開発・出展を行ってきた。
この考え方をさらに一歩進め、意欲的に自動車の新しい可能性に挑戦するトヨタの姿勢を示すため、「新たな挑戦(チャレンジ)」を基本テーマに、自由な発想と先進技術によって開発した実現性の高い数々の参考出品車や最先端技術コンポーネントを出展した。
エンジン性能やサスペンション性能を突き詰めた次世代高性能スポーツカー「トヨタ 4500GT」をはじめ、ニュータイプのガルウィングドアを採用した新ライブコンパクトビークル「トヨタ SERA」、新感覚レクリェーショナル4WD「トヨタRAV-FOUR」など、多くの来場者の関心を集めた。
最先端技術コンポーネントでは、新世代レーザーエンジン、新コンセプトエンジンをはじめ、新コンセプトトランスミッションなどを出展するとともに、「セルシオ」や「セリカ」のカットボデーを展示し、トヨタの最先端技術をわかりやすく紹介した。
また、日本電動車両協会*コーナーに、ガイド用電気自動車「トヨタEV-40」を出展し、未来を見すえた技術開発への取り組みをアピールするなど、ショー全体を通して、来るべき1990年代の自動車像とトヨタのクルマづくりの方向性をより具体的な形で提示することができた。
*
日本電気車両協会は、2003年より(財)日本自動車研究所と統合した。
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  • 「トヨタ 4500GT」

  • トヨタ 4500GT

    「トヨタ 4500GT」

  • EV-40

    「EV-40」