組織図 [トヨタ自動車販売] 輸出本部の設置1962年(昭和37年)2月

輸出体制の整備

昭和30年代は日本の自動車産業にとって本格的な輸出市場開拓の時期だった。トヨタ自動車販売も輸出部門の組織を強化し、海外市場の開拓に地道な努力を重ねた。1960年(昭和35年)2月には自販輸出部を輸出1部と2部に分け、市場別の組織を編成。1962年2月には輸出本部を設置。本部内には北米、中南米、極東、豪亜、中近東アフリカの5つの仕向先別担当部を置き、各担当部はそれぞれ独自に市場把握を行い、その輸出に責任を持つことになった。1961年9月末に70人であった輸出部門の在籍者は、輸出本部発足時の1962年2月には162人、同年9月には235人と急増していった。

組織図

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