ミニバン市場での巻き返し

苦戦が続いていたミニバンでは、1990(平成2)年の投入以来、初の全面改良を行って2000年1月に発売したエスティマが大ヒットとなった。先進的なデザインに対する評価が高く、新設定のスポーツグレード「アエラス」が人気を集めた。2001年にはミニバン初のハイブリッド車(HV)を追加し、本田技研工業のオデッセイとともに、ミニバン市場で「2強時代」を形成した。また、最上級クラスのミニバンでは、2002年5月にアルファードを投入し、日産自動車のエルグランドの独走を阻むことに成功した。

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