第2話

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「よう、信長。久しぶり」「ども」五百年ぶりに再会することになった信長と秀吉。お互いの姿にやや戸惑いながらも、信長の運転でドライブへと出発します。二人は長い空白を埋めるかのようにそろりそろりと話はじめます。そこはかつて固い絆で結ばれていた殿さまと家来。いくらもかからずに車内は打ち解けた雰囲気となりました。板橋ジャンクションにさしかかったところで、信長は尋ねます。「あれ、こっち東北自動車道ですけど、向かっちゃっていいんですかね?」「こっちしかねえだろ」と秀吉。そして、信長は雨の高速を東北へとハンドルを切ります。助手席の秀吉は、なにか思うところがあるようで、ポツリ、つぶやくように言うのでした。「ちょっとやりたい事あるんだよねぇ」。