第18話

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ReBORNした家康に触発され東京を走ることになった信長と秀吉。趣向を変えて海から東京を見てみようとフェリーに乗り込みます。信長は潮風を浴びたせいか、かつて積極的に行なった南蛮との貿易を思い出したようです。しかし、懐かしむ様子も見せず話題をガラリと未来へ振ります。「これからの日本は、水素技術で世界をリードできるかもしれないんです」やや面食らっている秀吉を尻目に信長は続けます。「その水素が、いま、これからのエネルギーとして注目されているんです」秀吉は、水素で走って水しか出さないクルマがあると口にします。「名前はMIRAI。ベタでしょ」。さすがは進取の気風に富んだ信長。すでにその存在を知っていました。そして、資源が少ない日本だからこそ世界に水素社会という未来を広げていけると語ります。最後に希望をこめてポツリと言います。「なんかいいじゃないですか」その時です。船のデッキに怪しい日本語が響きます。「ソレデコソ、黄金ノ国、ジパング!」驚いて振り返る信長と秀吉。そこにはこの船のキャプテンでしょうか、妙に馴れ馴れしい様子の外国人の姿がありました。どうにも居心地が悪くなった2人は、着岸するとそそくさと船を降りてクルマに乗り込みます。「次はあのでかいビル、寄ってみようか」秀吉は、きまりの悪くなった空気を振り払うように目に飛び込んできたビルを適当に指差すのでした。