第19話

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東京をドライブする信長と秀吉が次に立ち寄ったのは、虎ノ門に新たに完成した超高層ビル。コーヒーで一息入れながら眼下に広がる東京を眺めます信長は、どこで仕入れたかこれからの東京の都市計画を語り始めます。千駄ヶ谷から湾岸を結ぶメインストリートができること。ふたりがくつろぐビルを中心にシャンゼリゼのような街並みを作ろうという動きがあること。水素で走るクルマが行き交う未来の東京を夢想して楽しげです。すると、そこにどこかで聞いたような怪しげな日本語が響きます。「ソレデコソ、黄金ノ国、ジパング!」姿こそギャルソンに変わっていますが、船でもふたりに声をかけてきた謎の外国人です。「お前もしかして、マルコ・ポーロ?」秀吉が持ち前の勘のよさで男の正体にふれると、男は満足げにうなずくではありませんか。なんと、2014年の東京にマルコ・ポーロがReBORNしていたのです。「チャオ!」と2人に告げて立ち去るマルコ・ポーロ。彼が乗り込んだのは、水素で走るクルマ、MIRAIでした。信長、秀吉もまた、すっかり日の暮れた東京の街を走り出します。「福島にも未来って名前の学校ができるらしいよな」秀吉がつぶやけば、信長が続きます。「オレたちがいる今って、もう未来なのかもしれませんね」描く未来は違っても、より良い未来を確信しているふたりなのでした。