震災後2年目に入り、少し落ち着いた現地での活動は、仮設住宅の整備や、漁業のお手伝い、農地の整備、花壇づくりなど、徐々に現地の皆様の産業復興や日常生活を向上させるものに変わっていきました。
活動期間 | 2012年5月-11月の間、 計10回 |
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活動地域 | 岩手県気仙地区(大船渡市・陸前高田市・住田町) |
活動人数 | 延べ168名 |
活動内容 | 農地の整備、漁網の手入れ、側溝の泥出し、花壇づくり、草刈り、 仮設住宅団地での排水路づくり・ベンチづくり、グラウンドゴルフ場の整備など |
活動協力 | 大船渡市社協復興ボランティアセンター、 陸前高田市災害ボランティアセンター、 住田町、 特定非営利活動法人 愛知ネット ほか |
「津波の痕に残されたままの食器や日用品、まだまだ山積みの瓦礫・・・。その様な中、被災された方々が笑顔で復興を目指す姿には逆に勇気や元気を頂きました。」
「職場でも被災地支援の必要性、防災・減災の重要性を発信していきます!」
「津波で被災した神社や広場、仮設住宅の隣接用地の草取りに初参加しました。地元のご希望にお応えするべく一人一人が「一草入魂」の気概で奮闘してきましたが、むしろ我々が現地の皆さんから頂くものの方が多い活動でした。がんばっぺし東北、がんばろうトヨタグループ!」
「いつかは被災地に行きたいと思っていた時に、偶然トヨタでボランティア活動を行っていることを知り参加しました。これで終わりというわけでなく、これから自分に何が出来るかを考えて、行動していきたいと思います。」
「震災から1年半経過しておりましたが、津波に破壊されたままの建物や、住宅地であったはずの土地に何もなく草だけが生えている風景を見て、本当に切ない気持ちになりました。」
「陸前高田の街は、瓦礫はほぼ撤去され、いくつかの被災した建物がぽつぽつと残っているだけでした。今回初めてボランティア活動に参加させて戴きましたが、地元の方々の実体験や思いを現地で聞き、TVや記事ではわからないことも教えていただきました。」
「震災によって失ったものは途方もなく大きなものだと思いますが、現地の方や一緒に参加したメンバーと話をしていると、震災をきっかけに生まれたあたたかい気持ちもとても大きいと感じました。このあたたかい気持ちが多くの人にも芽生えるよう、今回の経験を伝えていきたいと思います。」