植物の調べ方
エコモニタリングで調べていることは、"どこにどんな植物が生育しているのか"ということだけではなく、植物を取りまく環境も調査の対象としています。また、森のうつりかわりを知るためには、調査した内容を数値データで表し、以前のデータと比較することが役に立ちます。 ここでは、植物にまつわるいろいろなデータの取り方をご紹介します。 |
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森の中の明るさを測るには・・・→照度計による測定 | |||||||||
林内の光の量は、感覚的には「明るい」「暗い」と感じることができますが、「照度計」を使えば、それを数値で表すことができます。照度計は、可視光線(目に見える光)を主に測定し、ルクスという値で表示します。 葉や枝・幹の量によって森の中の光の量は変わりますが、晴れているか曇っているかといった天気によっても光の量は変化します。天気によるデータのばらつきをなくすために、林外の光の量を同時に測り、林外に対する林内の光の量の割合(相対照度:単位は%)で表すのが一般的です。 調査の一例 |
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落ち葉の量はどれぐらい?→リタートラップ | |||||||||
調査の成果は? |
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樹木の成長量はどれぐらい?→デンドロメーターによる測定 | |||||||||
ところで、幹のわずかな太りを測るための道具にデンドロメーターがあります。アルミのベルトを幹の周りに巻き付けるだけの簡単な装置ですが、幹の成長量を0.1mmの精度で測ることができます。定期的にデータを取ると、いつの季節にどれぐらい樹木が成長したのかが分かります。それをいろんな樹種でデータを取ると、樹種による成長パターンの違いもみえてきます。 調査の成果は? |
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