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トヨタ三重宮川山林

トヨタ三重宮川山林プロジェクト —国内山林再生モデル構築に向けた50年プログラム—

日本の国土の70%は森林で、スギやヒノキなどの人工林が40%を占めています。山林整備により土砂災害が防止されるだけでなく、水源涵養やCO2固定、木材の生産など、多くの機能が発揮されます。しかし、日本の人工林の多くは林業の衰退と共に、十分な手入れがされなくなりました。

トヨタは中国やフィリピンにおける海外植林の経験と「標準化」や「見える化」など自動車製造で培ったノウハウを林業に活用することで、国内の山林再生ができるのではないかと考えました。

「日本の山林王」として一時代を築いた諸戸家が、三重県旧宮川村(現大台町)で明治の頃から先進的な林業を行ってきた山林約1,700haを、トヨタは2007年10月に取得して山林再生の取り組みに着手しました。

トヨタ三重宮川山林の状況

特徴

  • 8つのまとまった林区
    日本の多くの民有林は数ヘクタールと小規模に分割されているのに比べて広くまとまった山林
  • 整備された林道
    日本の平均(17m/ha)に比べて高い路網密度(44m/ha)

資源概況

人工林 1,244ha (ヒノキ47% スギ53%)
広葉樹他 458ha
合計 1,702ha

トヨタ三重宮川山林の状況

宮川事務所宮川事務所

利用間伐集材作業利用間伐集材作業

造材作業(事務所前中間土場)造材作業(事務所前中間土場)

間伐遅れの山林(暗い森)間伐遅れの山林(暗い森)

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間伐後の山林(明るい森)間伐後の山林(明るい森)

推進体制

推進体制

50年山林再生ビジョン

50年山林再生ビジョン

トヨタが目指す林業

山林作業
  • 先駆的林業方式(機械、選木技術)の導入
  • ムダ・ムラ・ムリのない作業
技術開発
  • 科学的分析、データに基づいた山林整備・再生技術
管理の仕組み
  • 正確な資源情報に基づく適正な山林作業
  • 優良材の生産と公益的機能の高い森づくり
人材育成
  • トヨタ三重宮川山林をフィールドとして活用
  • 次代を担う林業従事者を育成

ムダ・ムラ・ムリのない作業のための取組み

森林再生への取り組み

森林再生への取り組み
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(6分20秒)

FSC 責任ある森林管理のマーク

環境・経済・社会の3点から適切な森林経営を評価され、2010年にFSC®森林認証を取得しました。

  • FSC(Forest Stewardship Council®)
    環境団体、林産業者、先住民団体等により設立された「森林認証制度」を運営する非営利国際会員制組織