日本

トヨタ

70000038

1代目

Toyopet Model SA

トヨペット SA型小型乗用車

発売日 1947年10月--

ボデ―タイプ

セダン

SD

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グレード SA
車両型式
重量
車両型式 SA
重量(kg) 1170
寸法 全長(mm) 3800
全幅(mm) 1590
全高(mm) 1530
ホイールベース(mm) 2400
エンジン エンジン型式 S
エンジン種類 水冷直列4気筒SV
排気量(cm3) 995
最高出力kW(PS)/r.p.m. -/27/4000
代表するグレードのスペックを表示しております。
エンジン最高出力はネット値です。表内では「 / / 」で表示しています。
このクルマの型式は、 SA(1000) です。
1947年10月に発売したトヨタ初の小型乗用車。

2ドアセダンの「トヨペット SA型小型乗用車」は、流体力学を考慮した斬新なボデースタイルのほか、バックボーンフレーム、4輪独立懸架、コラムシフトなど、当時の欧州車の水準に照らしても極めて進歩的な機構を採用した。エンジンは水冷直列4気筒SV(サイドバルブ)995cc 27馬力(S)で、これをフロントに搭載して、後輪を駆動した。また、国内で初めてラジオを装備したことも特記される。この背景には、開発当時GHQにより、乗用車はごくわずかな生産しか許可されていなかったため、市場性より技術開発を優先したという事情があった。

なお、「トヨペット SA型小型乗用車」の名称は、S型エンジン搭載の「SA型小型乗用車」と「SB型小型トラック」の発売に当たって、一般から募集した愛称の中から選ばれた。生産台数の制約は1949年に解除されたが、「トヨペット SA型小型乗用車」は、当時の乗用車需要の大半を占めていたタクシーに適さず、215台の生産に留まった。
生産工場 挙母工場(現 本社工場)、荒川板金工業所[後のアラコ(株)、現 トヨタ紡織(株)]
販売会社 自動車配給(株)
車両型式を車両名としている

このページは、トヨタ自動車75年史 です。 現在販売しているクルマの情報はトヨタ自動車ホームページをご覧ください。